デイリーニュース

  • エドガー・イップ・ハーバーグ追悼:「オズの魔法使い」に虹をかけた男

    彼の名はあまり有名ではないかもしれませんが、彼の歌は世界中の多くの人に歌われています。今日は、「せめて10セント(Brother, Can You Spare a Dime?)」などのヒット曲を生み、映画「オズの魔法使い」の音楽を作曲したブロードウェーの作詞家、エドガー・イップ・ハーバーグの生涯と作品の歩みを紹介します。マンハッタンのローワー・イースト・サイドの貧しい家庭に生まれたハーバーグは、人種差別や貧困と戦うべく、常に作品に強い社会的、政治的要素を織り交ぜ てきました。生涯社会主義であった彼は、ブラックリストに載り、しつこく追い回されながら、その生涯のほとんどをすごしました。イップの息子であるアーニー・ハーバーグに父イップの音楽、政治観について話を聞きます。そして、映画「オズの魔法使い」やイップ・ハーバーグのブロードウェイの曲をメドレーで聞きながら、曲が作られた当時の政治状況を詳しく考察していきます。

    dailynews date: 
    2013/11/28(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 企業にも信仰の自由?最高裁判所 避任薬の保険適用ケースを審議

    米最高裁判所は、雇用主の信仰の自由に基づいて、企業が連邦法の一部に従わないですむかどうかを審議することを決定しました。論争の的となっているのは、営利企業が従業員に提供する健康保険で避妊費用を保険でカバーすることを義務づけられるかどうかという点にあります。ホビーロビー(Hobby Lobby)とコネストガ材木(Conestoga Wood) の2社は、医療費負担適正化法に基づいて、従業員の避妊薬の費用を保険で補償することに異議を唱えてます。この2社は宗教的な理由で、避妊薬の保険補償の義務づけに反対しているのだと言います。この訴訟は、シチズンズ・ユナイテット判決の見直しとなる可能性があります。シチズンズ・ユナイテット判決では、企業にも表現の自由があるとしたため、企業が無制限に政治運動への資金を提供できることになったのです。これで最高裁判所は、今度は企業が信仰の自由の権利を持つかどうかについて判決を下すことになります。アメリカ自由人権協会(American Civil Liberties Union)のリプロダクティブ・フリーダム(Reproductive Freedom-性と生殖の自由)プロジェクトの専従弁護士ブリジット・アミリに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2013/11/27(Wed)
    記事番号: 
    4
  • ローマ教皇 資本主義の「暴政」と「金への崇拝」を非難するも 女性聖職者や中絶には反対

    ローマ教皇フランシスコが最初の重要文書を発表し、資本主義を「新しい暴政」と攻撃し、全世界のリーダー達に貧困と不平等と闘うよう働きかけました。26日に発表された文書の中で、ローマ教皇フランシスコは、「金への崇拝」や「トリクルダウン」経済政策を消費者主義と奉仕ではなく統治する金融システムと同様に批判しました。法王はリーダー達に、すべての人に「尊厳ある仕事、教育と医療」を保証してほしいと訴えました。しかし、女性の聖職者としての地位と、妊娠中絶に対する教会の立場ついては、以前から変わらないことを表明しました。本日は意見を異にする2人の司祭に話を聞きます。マシュー・フォックスは、元カトリック教会の司祭で、解放の神学と「創造のスピリチュアリティ」を教えることを最初に止めさせられた司祭で、その後ドミニコ会から追放されたました。ロイ・ブルジョア神父は、カトリック教会の司祭であり、米国陸軍の訓練施設を監視する「スクール・オブ・アメリカズ・ウオッチ」(the School of Americas Watch)の創設者です。

    dailynews date: 
    2013/11/27(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 「家族がもう19カ月も離れ離れ」 移民活動家オバマ大統領の演説を中断

    オバマ大統領の演説を中断した2日後の今日、韓国出身の移民権活動家ジュー・ホンにオバマ政権の移民政策のもと、彼の家族が離れ離れになっている状況について話をうかがいます。サンフランシスコで行われたオバマ大統領の、総合移民改革のキャンペーンの演説中、ホンは移民の強制送還をやめるよう大統領に訴え、演説を中断させました。オバマ大統領はホンの方を振り向き直接話しかけましたが、ホンはそのまま訴えを続け、強制送還による家族との離別を終わらせるよう嘆願しました。この演説の席で、ホンをオバマ大統領のすぐ後ろに立たせた人々は、彼がカリフォルニアでも最も活発な青年移民活動家であることを、おそらく知らなかったのでしょう。ホンは過去にも移民に対する抗議活動をして逮捕されています。この夏も、元国土安全保障省長官のジャネット・ナポリターノのカリフォルニア大学の学長の承認に反対して抗議を行いました。ホンはASPIRE(Asian Students Promoting Immigrant Rights Through Education - 教育で移民権を促進するアジア学生会)のメンバーでもあります。「私は、自分の家族のことを思いました。不法滞在者としての自分自身の私闘、そして強制送還されたたり、移民拘置所に収容されている私の友人達や、コミュニティーのことを思いました」と彼は演説中断の理由を語ります。

    dailynews date: 
    2013/11/27(Wed)
    記事番号: 
    2
  • NY市給与支払システムのスキャンダル さらに3名のコンサルタントが 巨額の汚職で有罪に

    ニューヨーク市の巨額の資金を騙しとったなどとして、3人のコンピューター・コンサルタントが、22日、複数の詐欺行為で有罪判決を受けました。これはニューヨーク市史上最大の汚職事件です。彼らは民間のコンサルタントで、大スキャンダルとなった7億ドルのシティタイム(CityTime)と呼ばれる給与支払会いシステムのプロジェクトから、何千万ドルもの金をキックバックとして搾取していた罪で有罪になりました。このプロジェクトの主要請負業者であるSAICは、昨年、検察官と起訴猶予合意を交わし5億ドルの罰金の支払いを強いられました。一方、SAICの経営幹部の一人が米国空軍長官の候補にあがっています。上院は近く、SAICの重役デボラ・リー・ジェームズの指名承認投票を始める予定です。ジェームスはこの汚職事件が起こった時、SAICの「企業責任」部門の責任者を務めていました。ニューヨーク・デイリー・ニュース紙でこの記事を最初に暴露したデモクラシー・ナウ!の共同司会者、フアン・ゴンザレスに最新情報を伝えてもらいます。

    dailynews date: 
    2013/11/27(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 映画 『ハンナ・アーレント』 アイヒマン裁判を取材したドイツ系ユダヤ人思想家をめぐる激論を再検証

    アドルフ・アイヒマンは、ゲシュタポのユダヤ人課課長として、ナチス占領下の東欧全域で数百万人のユダヤ人を絶滅収容所に移送することになる輸送システムを編成しました。アイヒマンは、ヨーロッパのナチス支配地域のユダヤ人を絶滅させる「ユダヤ人問題の最終解決」を命じる書簡の起草に力を貸しました。戦後、アイヒマンはアルゼンチンに逃亡し、偽名で暮らしていましたが、1960年5月11日にイスラエルの諜報機関モサドにより誘拐され、飛行機でイスラエルに移送、1961年4月にエルサレムで裁判にかけられました。有罪判決後、彼は1962年に絞首刑に処せられました。この裁判をレポートしていた作家の一人が、ドイツ系ユダヤ人哲学者で政治理論家、『全体主義の起源』や『人間の条件』などの著者ハンナ・アーレントでした。ニューヨーカー誌に掲載されたアーレントによるアイヒマン裁判の報告は、激しい物議をかもしました。アーレントは、アイヒマンが怪物ではなく、邪悪ではあるものの「恐ろしいまでに、じつに普通の人間」だったことに衝撃を受けたことを語っています。それ以上に問題とされたのは、ナチスが任命する「ユダヤ人評議会」(Judenrat)の第三帝国への協力を通じて、ユダヤ人自らが自分たちの絶滅に手を貸していたというアーレントの主張でした。

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    2013/11/26(Tue)
    記事番号: 
    3
  • ビリー牧師 JPモルガン・チェースの化石燃料投資に反対する抗議行動で禁錮1年の実刑の恐れ

    10年以上にわたりビリー牧師は、「買い物をやめろ教会」(Church of Stop Shopping)と共に、娯楽のための消費、そして最近では気候災害に抗する熱心な伝道活動を行ってきました。例年のブラックフライデーに、ニューヨーク市のメイシーズ百貨店で、押し合いへし合いする買い物客に向けて挨拶する彼らの姿がよく見受けられます。でも2013年のブラックフライデーはそうはいかないかもしれません。ビリー牧師は9月に、マンハッタンのJPモルガン・チェース銀行で、同銀行の環境に関する記録と中米でのオレンジヒキガエルの絶滅に焦点を当てた15分間のミュージカル仕立ての抗議を行ったからです。彼は現在、第2級軽騒乱罪、第3級威力業務妨害罪、不届け集会、2件の治安紊乱行為で禁錮1年の実刑に処される可能性に直面しています。にも関わらず、彼と「買い物やめろ教会」のメンバーたちは、12月22日まで毎日曜日、ニューヨーク市でパフォーマンスを行っています。ビリー牧師は、ドキュメンタリー映画と同名の書籍、What Would Jesus Buy? (『イエスは何を買うだろう』)の主役でもあります。

    dailynews date: 
    2013/11/26(Tue)
    記事番号: 
    2
  • ウォルマートの従業員、クリスマス商戦開始日に大規模デモを計画 一方、同社に報酬改善の余裕ありと新報告

    米国で例年最大の買い物日となる感謝祭の翌日、「ブラックフライデー」が目前ですが、ウォルマート社の従業員と運動家たちは、従業員数で全米最大の同社に対し、その当日に行う新たなデモとストライキを計画しています。このブラックフライデーの抗議行動は、高まるウォルマート社への注目とちょうど重なりました。11月第3週、同社のオハイオ州の支店で、従業員たちが書いた張り紙がインターネットで紹介され、大きなニュースとなりました。机に貼られたこの張り紙には、「困窮している従業員が感謝祭のディナーを楽しめるよう、ここに食料を寄付してください」と書かれていました。ウォルマート社は、この食料寄付集めは、同社が従業員を支援しようとしている証拠だと述べています。しかし、これはウォルマートが従業員に支払っている低賃金の表れだと批判する向きもあります。また同じ11月第3週に、全米労働関係委員会が、ウォルマートは労働者のストライキ権に違反したという裁定をくだしました。

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    2013/11/26(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 「気味の悪い事業」 米企業が元諜報員を使い非営利団体をスパイ

    企業が潜在的な脅威とみなした非営利団体をスパイする行為が増加しているとの報告書が発表されました。企業監視団体エッセンシャル・インフォメーションは、環境、反戦、公益、消費者保護、殺虫剤改革、銃規制、社会正義、動物愛護、軍縮などの様々な非営利団体が、スパイの標的にされていることを突き止めました。スパイを行っている企業には、米商工会議所、ウォルマート、モンサント、バンク・オブ・アメリカ、ダウ・ケミカル、クラフト、コカ・コーラ、シェブロン、バーガーキング、マクドナルド、シェル石油、BPなどが含まれています。報告書によると、これらの企業はCIAや国家安全保障局、FBIの元職員を雇い、本来違法の場合が多いが訴追されることがほとんどない民間監視業務を行わせています。別の報告書Spooky Business: Corporate Espionage Against Nonprofit Organizations(『気味の悪い事業:非営利団体に対する企業のスパイ活動』)をまとめ、エッセンシャル・インフォメーションのプロジェクトである「企業の方針についてのセンター」の責任リゲー・ラスキンに話をききます。

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    2013/11/25(Mon)
    記事番号: 
    3
  • 渦中のホンジュラス大統領選挙 暴力に立ち向かう元大統領夫人の支持者ら

    渦中のホンジュラス大統領選挙は、両候補が勝利を宣言しています。選挙戦では、追放されたマヌエル・セラヤ元大統領の妻シオマラ・カストロと、右派候補のフアン・オルランド・エルナンデスが対決しました。選挙管理委員会によると、半数以上の選挙区の集計が終わる中、カストロ候補者は29%、エルナンデス候補者が34%の得票をしています。カストロ候補者の夫マヌエル・セラヤは米国が支援した2009年のクーデターで追放されました。選挙は、世界一の殺人率の同国で、暴力的な攻撃により邪魔されてきました。選挙戦中に殺害された人の数は、カストロの自由党で少なくとも18人に上っていますが、これは他党の死者を全員合わせたよりも多い人数です。ホンジュラスから、アメリカン大学助教(人類学)のエイドリエン・パインと、警官による嫌がらせと拷問から生還した地域のまとめ役エドウィン・エスピナルに話をききます。「この選挙は、私が思うにほとんどのホンジュラス国民にとって、ついにクーデターを終わらせる可能性を示しています。人々はシオマラ・カストロの中に指導者を見たのです……希望、期待、この選挙戦にむけて人びとが関わった組織、これらの量は言い表せないといっても過言ではありません」とパインは語ります。セラヤと、2ヶ月間の潜伏生活を送っているホンジュラスの人権活動家の第一人者バーサ・カセレスからも話を聞きます。

    dailynews date: 
    2013/11/25(Mon)
    記事番号: 
    2

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