デイリーニュース

  • 権力の移行が進む中、非難される北朝鮮の人権記録

    北朝鮮の金正日総書記が人権に対して行ってきたことと、後継になる彼の29歳の息子、金正恩の前途に待ち受ける問題について検証します。「何万人もの北朝鮮人が最低でも強制労働収容所にいて、普通最低でも1日12時間近く働かされています」と米国アムネスティ・インターナショナルのアジアと太平洋地域担当責任者であるティー・クマールは言います。彼は、飢餓という理由だけでなく、軍が政敵に食品流通を阻止しているために、100万人以上の国民が餓死していると言います。「別の問題として、公開処刑と政敵の処刑、政治的反体制派の拘禁があります。問題を数え上げれば切りがありません」。アムネスティ・インターナショナルはオバマ政権に対し、今後の国際的な食糧援助は現在の政策交渉と関連しないこと要求し、北朝鮮にもっと多くの国際監視団が入ることを求めています。コリア政策研究所(the Korea Policy Institute)のエグゼクティブディレクター、クリスティン・アンにも話を聞きます。

    dailynews date: 
    2011/12/20(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 金正日死去と、韓国および北朝鮮との米国の今後の関係

    北朝鮮国営テレビは12月19日、長年の指導者である金正日総書記が12月17日、列車で移動中に心筋梗塞を起こし69歳で死亡したと発表しました。彼の指導の下で、北朝鮮は核武装国家となり、世界で最も抑圧された社会の一つとして広く知られていました。金正日の三男である金正恩が北朝鮮の新しい指導者になると予想されていますが、金正日が共に北朝鮮を支配した多くの体制内部者が今でも実権を握る中、金正恩による統制が実質的な変化をもたらすかどうかはわかりません。朝鮮半島がいかに地球上で最も軍備された地域であるか、そしてこのことが今回の権力の移行にどんな意味を持つかを検証します。「北朝鮮と韓国の間の敵意と対立の過去の歴史を考慮し、韓国政府は情勢の安定のために予防策を講じています」と韓国のソウルにある延世大学の政治学教授である文正仁(ムン・ジョンイン)は言います。彼は元国家公務員で、金正日にも二度会ったことがあります。一方「国民は金正日をある意味崇拝しています。なぜなら北朝鮮国民は主権と独立が必要という気持ちを強く持っているからです」と、コリア政策研究所(the Korea Policy Institute)のエグゼクティブディレクター、クリスティン・アンは言います。

    dailynews date: 
    2011/12/20(Tue)
    記事番号: 
    1
  • エジプト軍、タハリール広場のデモ隊を弾圧 14人死亡 ジャーナリストにも攻撃

    16日、国会前で座り込みを決行したデモ参加者数百人の1人が軍部隊に拘束されて殴打されたとの報告を受けて、新しい暴力の波がカイロのタハリール広場で起きました。衝突から3日間で14人が死亡、数百人が負傷しています。18日にユーチューブにアップされた動画は広く出回り、警官のひどい残虐さに対する怒りの声が巻き起こりました。この動画内で、憲兵が若い女性を引きずり、殴打しています。彼女の上半身ははだけ、青い下着が露わになっています。彼女のアバヤははがされ、彼女の上半身を覆い、彼女がヒジャブを着用していたことを示しています。「この女性が殴打され、衣服を脱がされた時、人びとが無残に殴打されれたことを示す動画がおそらくもっと多く撮影されたはずですが、襲撃直後、軍がタハリール広場の周りにあるメディア各社ほとんどのオフィスに立ち入り、機材を押収したために、入手できませんでした。これは、この種の映像が流出するのを妨げようとする、情報に対する弾圧です」とカイロで取材を行い、彼自身もカメラ2台を軍に押収され、アルジャジーラのカメラも押収されたのを目撃したデモクラシー・ナウ!特派員のシャリフ・アブドゥル・クドゥースは語ります。警察の攻撃は2月のムバラク前大統領退陣後初の人民議会選に影を落としています。

    dailynews date: 
    2011/12/19(Mon)
    記事番号: 
    5
  • マッカーシー時代以来初、オバマ政権が米国市民の無期限拘束の許可準備へ:グレン・グリーンウォルドが国防権限法を語る

    先週、米政府がテロ容疑者とみなす者であれば、軍が世界中どこでも、罪状も裁判もなしで投獄することができるようになるという、無期限拘束の過激な拡張につながりかねない賛否両論のある条項が盛り込まれた、予算6620億の国防権限法が米議会で可決されました。「上院を民主党が抑え、大統領も民主党ですが、米議会は、軍と米国政府がこの権限を持つという法案を初めて成立させようとしています」と政治ブロガーのグレン・グリーンウォルドは話します。「この法律が米国土内の米国市民に適用されるのか不明ですが、無期限拘束は確実で、米国市民もこの対象になるという非常に強い論拠もありますし、結局のところ、オバマ政権が既に断言しています。それがこの法案を非常に危険なものにしているのです」

    dailynews date: 
    2011/12/19(Mon)
    記事番号: 
    4
  • グレン・グリーンウォルド:ウィキリークスが暴いた「犯罪者」は裁かれないのに、マニングには終身刑が求刑される

    米軍内部告発者とされ、ウィキリークスに米国機密文書を漏洩した容疑に問われているブラッドリー・マニング上等兵の軍法会議予審について、政治ブロガーで憲法法律家のグレン・グリーンウォルドに話をききます。グリーンウォルドはマニング側がとるであろう戦略についてコメントしています。「マニングの予審は全体が秘密に覆われています」とグリーンウォルドは述べ、グアンタナモ収容所被拘束者の予審の方がマニングの予審よりも透明性があるかもしれないと指摘します。「おそらく、今後60年間服役することからマニングを救う最善の策の1つとして、彼の弁護士は、同性愛公言禁止の軍に所属していたことによる性的指向をめぐり、つまりジェンダー問題をめぐる精神的苦痛が原因で、彼の判断力が欠如したと主張することを考えているはずです。なので、被告側が主張するこの精神的苦痛の一部は、彼の行動が十全な選択の結果ではなかったという理由から、マニングの行動の免責を要求する狙いがあるのでしょう。私は責めませんが、彼は国家に殺害されるか一生檻(おり)の中に閉じ込められるかという自分の人生の崩壊から免れようと、万全の策を講じようとしているだけです」と同性愛者を公言し、マニング公判のこの争点について特に多くのことを書いているグリーンウォルドは語ります。

    dailynews date: 
    2011/12/19(Mon)
    記事番号: 
    3
  • エイドリアン・ラモ:内部告発容疑のマニングを通報したことの正当性を主張

    元ハッカーで、去年、大量の機密文書を漏洩したというブラッドリー・マニング上等兵との会話を当局に通報したエイドリアン・ラモに話をききます。ハンドルネームを使ったラモとのオンラインチャットで、マニングはウィキリークスの創設者ジュリアン・アサンジに文書を提供したと暴露したとされています。ラモは現在、マニングの軍法会議の証人です。「彼の行動が彼自身をこういう事態に追い込んだ事をとても残念に思います。毎日彼のことを考えています。若いことが、理想的になることがどんなものか思い出しました。そして、彼は私のところへ来て、正しい判断というものがないような状況を作ったのです。たんに大きい被害か小さい被害かのどちらかの選択肢しかありませんでした。なので私は被害が小さい方をとらざるを得なかったのです。でも被害には変わりません。漏洩は危害や被害をもたらす可能性があります。それに今でも、米国の外交政策に長期的な被害を及ぼしています。その結果、米国の国際的立場を弱体化させているのです」とラモは語ります。

    dailynews date: 
    2011/12/19(Mon)
    記事番号: 
    2
  • ブラッドリー・マニング:ウィキリークス漏洩容疑兵士、拘束後19ヶ月で軍法会議予審に出廷

    16日から週末にかけ、米軍内部告発者とされるブラッドリー・マニング上等兵の軍法会議予審がメリーランド州フォート・ミードで始まりました。マニングは1年半以上拘束されており、最大で23件の軍法に違反した罪に問われる恐れがあります。この24歳の青年には、米機密文書漏洩(ろうえい)史上最大の米国秘密外交文書数十万点を内部告発サイトであるウィキリークスに漏洩した容疑がかけられています。軍検察側は、マニングの罪に対して死刑は求刑しない方針ですが、それを覆す可能性もあります。現在までのところ、マニングが駐在していた米軍イラク基地のコンピューターのセキュリティー不足とマニングの「性的指向」に関する情緒不安定さが予審の論点として挙げられています。「この予審では、マニング側の弁護士は彼の性的傾向と精神状態を指摘しています。これが被告側の主張です。これは公判ではないので、これが被告側が軍法会議で実際に主張することだとは言い切れないので、今この段階では慎重にならなければいけません。もしかしたら公判で別の方法で使えそうな証拠を得たり、検察側から情報を引き出したいなど、何か別の理由があるのかもしれません。これまでの証拠はすべて、漏洩事件が起きたときにマニングが極度の情緒不安定に陥っており、また兵士の管理が驚くほど不足していたとして、被告側が減刑を求める可能性があることを示しています。

    dailynews date: 
    2011/12/19(Mon)
    記事番号: 
    1
  • ブラッドリー・マニング: ダニエル・エルスバーグが語る ウィキリークス漏洩容疑兵士の法廷初日

    米軍内部告発者とされるブラッドリー・マニング上等兵が軍に拘留されて1年半以上になりますが、今日、初めて法廷に姿を見せる予定です。マニングは米国の数十万点の秘密外交文書を内部告発サイトであるウィキリークスに漏洩した容疑をかけられています。これは米機密文書漏洩史上最大のものです。おそらく米国内で最も有名な内部告発者であるダニエル・エルスバーグに登場してもらいます。またメリーランド州フォート・ミードに飛んで基地の外からマニング支援の集会の今を短くお伝えします。マニングはその基地で姿を現す予定です。エルスバーグはウィキリークスが明らかにした情報が「アラブの春」のきっかけとなりウォール街占拠運動にもつながったことを指摘しつつ、マニングが法廷に立つ容疑である漏洩に実際に関わっているのだとすれば、として次のような賛辞を送っています。「タイム誌の表紙になる『今年の顔』は、抗議者たちで、顔の出ない1人の匿名の抗議者の姿でした。しかし、もしそこに顔と名前を貼付けられるとしたら、アメリカ人の抗議者であれば私はブラッドリー・マニング上等兵の顔を置きたい」

    dailynews date: 
    2011/12/16(Fri)
    記事番号: 
    4
  • イラクの女性問題活動家 イラク解放との米国の主張を一蹴:「これは民主国家じゃない」

    ヤナル・モハンメドはイラクの女性自由機構(Organization of Women’s Freedom in Iraq)の代表者です。彼女と共に9年近い米国占領における、特に女性への影響を話し合います。「イラクの都市や町は5年前に比べてひどく破壊されています」。モハンメドはまた、「イラクに押し付けられた政策によって、イラクもまた99パーセントの貧困層と1パーセントの金持ちの社会と化してしまいました」 と言い、2月25日の行動の日に「アラブの春」に連動したイラクの抗議者たちへの弾圧も厳しく非難しています。「最大の敗北者は女性たちです。イラクの様々な広場に出ていってデモを行いましたが、イラク市民にとっては初めての形の弾圧に遭いました。アメリカ式の暴動鎮圧用警察部隊が投入されているのを目の当たりにしたのです……これは民主国家じゃありません」

    dailynews date: 
    2011/12/16(Fri)
    記事番号: 
    3
  • 戦争のコスト:数万人の死者 巨額な戦費 引き裂かれた国

    過去9年にわたった米国の侵攻と占領はイラクの市民や外国の軍隊に血塗られた代償を残しました。米軍の死者は、およそ4500人で32000人が負傷しています。イラク側の死者数はおそらく正確にわかることはないでしょう。民間団体「イラク・ボディ・カウント」によれば、少なくとも10万4000人の民間人が死亡したとしていますが、他の調査では100万人以上という数字も出ています。ブラウン大学教授でワトソン国際関係学研究所の「戦争のコスト」調査プロジェクトの共同代表であるキャサリン・ルッツに話を聞きます。「これまで支払ってきた代価は想像を絶する大きさです」とルッツは言います。「イラク戦争の期間、米議会が8千億ドルの戦費を認めてきたのは知っていますが、真の代価はもちろんさらに巨大になります。そもそもからして犠牲になったイラク人は数万人の単位なのです」

    dailynews date: 
    2011/12/16(Fri)
    記事番号: 
    2

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