デイリーニュース

  • 「ワジリスタンの傷」:米無人機攻撃に苦しむパキスタン人についての新作ドキュメンタリー

    パキスタン政府は、「パキスタン・タリバン運動」の指導者を殺害したCIAによる無人機攻撃を受けて、米政府との新たな不和を警告しています。1日、北ワジリスタン地区でハキムラ・メスードと6人の戦闘員を乗せた車両に米ミサイルが命中し、7人は死亡しました。メスードは500万ドルの賞金がかかっており、何千人もの死に関与しているとされていました。攻撃は、パキスタン政府がタリバン政権と和平会談を再会した直後に行われました。独占放送として、パキスタンでの無人機攻撃による民間人への直接的影響に注目したドキュメンタリー、マディア・タヒール監督のWounds of Waziristan(『ワジリスタンの傷』)をお送りします。「ワジリスタンはニュージャージー州の半分の大きさしかありません。9年間もニュージャージー州に爆弾の雨が降り注いだらどう感じるでしょう?怖くなりますか?もし自分の息子やいとこ、夫が殺害されて、彼らが罪に問われなかったら、怒りを感じますか?努力をしたとしても、おそらく忘れることはできないでしょう。あなたは苦しむでしょう」とタヒールは映画の中で問いかけます。

    dailynews date: 
    2013/11/4(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 「電子収集狂」:NSAが国連や気候変動会議、テキストメッセージを傍受 NYタイムズ紙

    エドワード・スノーデンが米政府に訴追取り下げを求める中、ニューヨーク・タイムズ紙は米国家安全保障局(NSA)が国連から各国政府、世界中のテキストメッセージまでの広範囲な標的を監視していることについての新たな詳細を公表しました。本日は、NSAが「自らの活動については極秘を貫く一方で、並外れた能力を備えた電子収集狂として、世界中で盗聴やハッキングを行い、各国政府その他の標的の秘密を暴いてきた」と述べるニューヨーク・タイムズ紙の記者スコット・シェーンに話を聞きます。ニューヨーク・タイムズ紙の記事は、NSAが、4月のオバマ大統領との会談を前に潘基文国連事務総長側の論点を傍受したことや、2007年のバリ気候変動会議に焦点を絞った大規模な盗聴を行ったことについて暴露しています。ニューヨーク・タイムズ紙はまた「念のため、世界中のテキストメッセージを何年分も保存している」ディッシュファイヤと呼ばれるNSAのデータベースについて明らかにした他、「クレジットカードの購入履歴をギガバイト単位で記録している」トラクフィンと呼ばれるNSAのブログラムの存在も公表しました。

    dailynews date: 
    2013/11/4(Mon)
    記事番号: 
    1
  • エジプトのモルシ派大虐殺を撮影して50日間監禁されたカナダ人監督らが発言

    エジプトでは失脚したモハメド・モルシ大統領が抗議デモ参加者の殺害を扇動した容疑で裁かれる初公判の日取りが決まり、ムスリム同胞団は大規模デモを呼びかけています。今日はエジプト政府の軍勢によるモルシ支持派の大虐殺を目撃した2人に話を聞きます。トロント在住の著名な映画監督ジョン・グレイソンと緊急救命医タレク・ルーバニは8月16日、人道支援のためガザに向かう途中でカイロに滞在しました。カイロの抗議活動を撮影しているうち虐殺の現場に遭遇しました──グレイソンは銃撃後の現場を撮影し始め、ルーバニは負傷者の手当をしていたそうです。この2人のカナダ人は、その日逮捕された600人のエジプト人とともに十把一絡げに拘引され、訴追手続きもなしに拘束されました。2人はゴキブリだらけの監獄に他の36人もの人々とともに押し込められました。グレイソンとルーバニはハンストを始め、カナダでは支援者たちが彼らの解放を求めて大規模なロビー活動を繰り返しました。そして10月初めに2人は釈放されました。彼らはカナダに戻ってきましたが、まだ監禁の続く一緒に収監されたエジプトの人々の釈放を求めて声を挙げ続けています。トロントからグレイソンに話を聞きます。グレイソンは「イスラエルのアパルトヘイトに反対するクイアたち」のメンバーでもあります。またオンタリオ州からウエスタン大学助教授のタレク・ルーバニにも話を聞きます。

    dailynews date: 
    2013/11/1(Fri)
    記事番号: 
    2
  • NY市警の路上尋問「ストップ&フリスク」 大幅見直しに控訴審が「待った」

    ニューヨーク市警の「ストップ&フリスク」(通行人を呼び止めて高圧的な身体検索する路上尋問)の全面的な見直しに、待ったがかかりました。この異論の多い路上尋問制度は今年8月、連邦地裁のシーラ・シャインドリン判事が、「間接的な人種プロファイリング施策」に依拠しているとして違憲判決を下しました。「白人だったならば呼び止められなかったであろう黒人やヒスパニックの人々」を日常的に警官が呼び止めることにつながっているからです。同判事はストップ&フリスク手法の停止は命じませんでしたが、一連の改革を監督する連邦裁判所の監視官を指名しました。ニューヨーク市は、この判決によって警官たちは不審人物を路上尋問することに「消極的で、怖がる」ようになったとして控訴しました。10月31日の控訴審判決で、市側は望んでいた以上のものを手にしました。控訴審は同制度の改革を延期させ、監視官の業務を実質的に保留にして、ストップ&フリスク手法の継続を許可したのです。驚いたことに控訴審は、シャインドリン判事をこの件から外すという異例の措置もとりました。判事がこの訴訟の継続中にメディアのインタビューを許可したことが、司法の行動規範に「抵触」し、「当該訴訟に関する公平性」を危うくしたという理由です。折しも、ストップ&フリスク問題は来週11月5日に投開票されるニューヨーク市長選の主要争点になっています。

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    2013/11/1(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 「怖くて外にも出られない」:祖母を無人機攻撃で殺されたパキスタンの家族が語る

    約1年前の2012年10月24日、当時67歳だったパキスタン女性が、孫たちと野菜を収穫しているさなか、米機とみられる無人機により殺害されました。米国はその女性を含め、パキスタンでの無人機攻撃で犠牲者がでたのをこれまで認めたことはなく、標的にしているのは武装勢力だと主張し続けています。今週、女性の息子と孫2人がワシントンに向かい、議員の前で無人機攻撃の犠牲者としては初の証言を行いましたが、公聴会に出席したのは民主党議員5名のみでした。ラフィク・レマンと、その時の攻撃で怪我を負った彼の子どもたち9歳のナビラと13歳のザビアをスタジオに招いて話を聞きます。「なぜぼくが、こんなことに巻きこまれたのか理解できません。ぼくはなにも悪いことはしていないのに」とザビアは言います。「アメリカの人たちに言いたい。あなたの政府に無人機を使うのやめるよう言ってください。なぜなら無人機は僕たちの生活をめちゃくちゃに壊しているから。」

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    2013/10/31(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 「私たちは無人機に攻撃されているのに 世界は何もいわない」:新作映画で描かれる 米の秘密戦争

    10月31日パキスタン北西部で、米の無人機攻撃で3名が死亡しました。同国のナワーズ・シャリーフ首相がオバマ大統領に、この手の攻撃を停止するよう公式に呼びかけて以来、初の攻撃となります。つい一週間前の10月4週目にアムネスティ-・インターナショナルが、米が無人機攻撃で無実のパキスタン市民を殺害するのは戦争犯罪にあたると発言したばかりです。番組では、新作ドキュメンタリー"Unmanned: America’s Drone Wars"(『無人:アメリカの無人機戦争』)より長編クリップを紹介しつつ、ロバート・グリーンウォルト監督に話を聞きます。この映画は、攻撃を生き延びたパキスタン市民や、元米無人機操作官、軍関係者その他を含む、70名以上へのインタビューを通じて、米による無人機攻撃の影響を検証しています。映画は、イスラマバードで行われた無人機攻撃に反対する会合に参加した数日後に無人機攻撃で殺された16歳のタリク・アジズの物語で幕を開けます。死刑囚の弁護を引き受ける非営利団体「レプリーブ(刑執行猶予)」(Reprieve)の人権専門弁護士で、報告書"Living Under Drones"(「無人機攻撃下の生活」)を共同執筆したジェニファー・ギブソンにも話を聞きます。

    dailynews date: 
    2013/10/31(Thu)
    記事番号: 
    1
  • ショッキングな奴隷売買のルーツ ある映画製作者が発見した自分の家系史 あなたのルーツは?

    奴隷制の話題を続けます。自身の祖先が米国史上最大の奴隷商であったことを明かした女性にも加わってもらいます。カトリーナ・ブラウンは自身のルーツをドキュメンタリー映画 Traces of the Trade: A Story from the Deep North(『売買の痕跡:ディープ・ノースからの報告』)で描きました。ロードアイランド州を拠点とした彼女の家系が、かつて米史上最大の奴隷商であったことを明かしたのです。この映画が2008年にPBS(米公共放送)で放送された後、ブラウンはTracing Center on Histories and Legacies of Slavery(奴隷制度の歴史と遺産の追跡センター)創設に奔走しました。ブラウンと、新著Ebony & Ivy: Race, Slavery, and the Troubled History of America’s Universities(『エボニーとアイビー:人種、奴隷制、そしてそしてアメリカの大学の問題ある歴史』【訳注:エボニー(黒檀)は黒人の肌の色、アイビー(蔦)はアイビーリーグの名門大を示唆】の著者クレイグ・スティーブン・ワイルダーに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2013/10/30(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 奴隷とアイビーリーグ: 米国秘史 名門大学の発展に奴隷制度が果たした役割

    数多くの米国名門大学 (ハーバード、エール、プリンストン、ブラウン、ダートマス、ルトガーズ、ウィリアムズ、ノースカロライナ大学など)の歴史が、米国に奴隷として連れてこられたアフリカ人たちの汗と、そして時には血に染まっていることを、上梓まで10年をかけた新著が検証しています。マサチューセッツ工科大学のアメリカ史教授クレイグ・スティーブン・ワイルダーは、新著Ebony & Ivy: Race, Slavery, and the Troubled History of America’s Universities(『エボニーとアイビー:人種、奴隷制、そしてアメリカの大学の問題ある歴史』)【訳注:エボニー(黒檀)は黒人の肌の色、アイビー(蔦)はアイビーリーグの名門大を示唆】で、奴隷経済と高等教育とが相互に成長してきたことを明らかにします。「植民地世界を考えるとき、米国独立戦争までは南部には大学は1つしかありませんでした。ウィリアム&メアリー大学です。……他にあった8つの大学はすべて北部の学校で、しかもたいていは商業経済の重要地点、つまり奴隷商人たちが権力を獲得し、新しい植民地文化の財政的かつ知的支援者として台頭したその場所に建てられているのです」とワイルダーは指摘します。

    dailynews date: 
    2013/10/30(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 中絶禁止法をめぐるテキサス州での新たな対決で 中絶アクセスへの各州の闘争が明らかに

    今年の夏、異論が多かった新中絶禁止法案をめぐり、テキサス州で「民衆によるフィリバスター(議事妨害)」が起きましたが、そのテキサス州でまた同法に関する法律闘争が進んでいます。この新法については下級裁判所で憲法違反との判決が出ましたが、その翌日、テキサス州司法長官グレッグ・アボットは、連邦控訴審に同法の核心部分の即時復活を請求しました。リー・イエケル地裁判事は28日、同法の中の、中絶医は入院特権【訳注:患者を特定の病院へ入院させることのできるその地方での医師の権利】を有しなければならないとする、中絶医に負担の大きい条項を違憲として無効を言い渡しました。しかし外科的手術ではない陣痛促進錠剤による妊娠中絶に関し特定の手順を要求する別の条項に関しては、判事自身が女性にとって「確かにより強制的で」「明らかに負担も大きい」方法きだと認識していたにもかかわらず是認しました。この条項と妊娠20週目以後の中絶を禁止する法律はともに29日に発効しました。このテキサス州法と中絶へのアクセス権に関する全米の動きについて生殖関連ニュースサイトRH Reality Checkの法律アナリスト、ジェシカ・メイソン・ピークロに話を聞きます。

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    2013/10/30(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 今も先に進めず: 「サンディ」から1年 ニューヨーク地域では2万2000世帯がいまだに仮住まい

    大型ハリケーン「サンディ」から1年経ちましたが、被害を受けた人々の多くは、いまだに定住場所がないままで、先細りの救済基金に依存している状態です。ニューヨーク・マガジン誌の報告によると、2万2000世帯がいまだに仮住まいをしています。サンディによってクイーンズ郡のロックアウェイズ地区が壊滅状態になって以来、家族と共にホテル暮らし続ける医療労働者ショーン・リトルと、「法律扶助協会」(Legal Aid Society)の「民法改革課」(Civil Law Reform Unit)を担当する弁護士のジュディス・ゴルディナーの二人のゲストから話を聞きます。

    dailynews date: 
    2013/10/29(Tue)
    記事番号: 
    3

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