トランプ次期大統領に指名された内閣候補者たちに対して、今後数週間に上院での指名承認公聴会が行われる予定ですが、1月3日、その承認手続きは新しい局面を迎えました。全米黒人地位向上協会(NAACP)のコーネル・ウィリアム・ブルックス会長と5人の公民権運動活動の指導者が、アラバマ州選出のジェフ・セッションズ上院議員に司法長官指名を辞退するよう求めて、同議員の事務局で座りこみの抗議を行い逮捕されたのです。トランプによるセッションズ議員の指名は、同議員が投票権法に反対し、反移民法案を支持し、過去に人種差別的発言を繰り返していることから、多くが激しい怒りを表明しています。先日座り込みに参加して、逮捕されたばかりのNAACPのコーネル・ウィリアム・ブルックス会長兼CEOに話を聞きます。ブルックス会長はベテランの人権保護活動家で、公民権運動弁護士であり牧師でもあります。