ニューヨーク州知事アンドリュー・クオモは、警官による非武装の市民殺害を捜査する特別検察官を新た任命すると発表しました。この種の事件に関する特別検察官の任命はニューヨーク州が初めてとなります。クオモの発表は、警官によって殺害されたニューヨーク市民の母親たちがニューヨーク市庁舎外で集会を開き、州議員が行動を起こさない場合、特別検察官を任命するという知事の約束を果たすよう要求した翌日になされました。本日はエリック・ガーナーの母親であるグウェン・カーに話を聞きます。ガーナーは、ほぼ1年前の7月17日に、少なくとも11回「息ができない」と訴えたにも関わらず、警官によって地面に叩き付けられ、首を絞められ、上に乗られて亡くなりました。大陪審は、ガーナーの首を絞めた警官ダニエル・パンタレオを起訴しませんでした。この事件を担当した検事ダニエル・ドノバンは先日、連邦下院議員に選出されました。