デイリーニュース

  • NY警察 CIAの支援を受け、9.11後にモスクとムスリムコミュニティを秘密裏に監視

    AP通信社の新たな記事によって、2011年9月11日同時襲撃後、テロリズム防止のためには、ほかの組織を頼りにできないと判断したニューヨーク市警察が、独自の情報収集活動を広げはじめた様子が明らかになりました。同警察はその過程で、エスニックコミュニティを標的にし、連邦政府が同じことを行ったなら人権侵害になりかねないやり方で、「全米でもっとも積極果敢な国内調査機関」になりました。 「CIAの支援を得たNY警察のムスリム地域における密かな動き」と題したレポートは、こうした活動は「CIAからの前例を見ない協力の恩恵を受け、その協力関係は国外諜報活動と国内諜報活動の区別があいまいになるようなものであった。」と報告しています。記事には、不正行為の証拠がまったくないような場合でも、 警察が「モスク クローラー(いくつものモスクに出入りする人間)」と呼ぶ情報屋を使い宗教的な集会を説教を監視した詳細が描かれています。また、導師(イマム)のほか、イスラム教徒の多いタクシー運転手や屋台で働く人々もNY警察の監視の対象になりました。AP通信社調査記事の共同著者マット・アプ-ゾに話を聞き、アメリカ=イスラム関係会議(Council on American-Islamic Relations)のスタッフ弁護士、ガデイル・アバスに感想を聞きます。

    dailynews date: 
    2011/8/25(Thu)
    記事番号: 
    1
  • インターネット・アーカイブのパイオニアが語るデジタル時代の歴史の保存

    インターネット・アーカイブのパイオニアであるブルースター・ケイルとリック・プレリンガーが、これまでに発行されたすべての書物の実物の図書館とデジタルな図書館の両方を作り上げる努力に関して話し合います。「アレクサンドリア図書館【訳注:紀元前300年ごろに世界中の文献を収集することを目的として建設された】の第2バージョンを作ろうというのがコンセプトです」とケイルは言います。「1ページにつき10セント、あるいは1冊につき30ドルほどで画像ファイルを作って誰でもアクセスできて検索できるようになります」。また彼らのホームムービー・プロジェクトについても話してくれます。「ホームムービーはすごいですよ。商業的な表現じゃなくてパーソナルなところが」とプレリンガーも言います。「彼らは歴史を目撃証言する者たちです。単に素晴らしい出来事を目撃しているだけではなく、日常生活の歴史の証人でもあるのです」。そうしたアマチュアビデオは撮影した家族から譲り受けたり、売却される家屋から収拾されたりいろいろな方法で集められています。

    dailynews date: 
    2011/8/24(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 9/11のTVニュース・アーカイブ:2001年の同時多発テロ事件のニュース映像3000時間分がオンラインで

    米国はあの9.11同時多発テロ事件から10年目を迎えようとしています。インターネット上のファイル保管で中心的役割を担っている2人の人物がじつに野心的なプロジェクトを開始します。“Understanding 9/11: A Television News Archive”(『9/11の理解のために:TVニュース・アーカイブ』)と題したこのプロジェクトは、2001年9月11日の週から始まる米国内外20局の3000時間ものTVニュース映像をカタログ化するものです。9.11攻撃とその後に関するTVニュース取材は、集団的記憶として最も重要な出来事の1つを記録しただけでなく、人々の認識にも影響を与えました。その全世界アーカイブからTVニュース取材の抜粋をお送りするとともに、このプロジェクトの主宰者である、ブルースター・ケイルとリック・プレリンガーに話を聞きます。ケイルはインターネット起業家でかつ活動家、デジタル・ファイルの司書、さらにデジタル図書館「インターネット・アーカイブ」と、デジタル文献の永久的かつ公共アクセス可能なアーカイブを作るための団体の集合体である「オープン・コンテント・アライアンス」の創設者でもあります。一方、プレリンガーはアーカイブ作成者で作家、映像作家、そして「プレリンガー・アーカイブズ」の創設者です。

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    2011/8/24(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 10億ドルのクイズ:リビアの反体制派って誰のこと?

    リビア指導者ムアンマル・カダフィ氏の住居と軍事施設から成る政権の中心拠点を制圧したことで、リビアの反体制派は首都トリポリの掌握を確実なものにしました。ただしリビア指導者の所在は不明なままで、本人が新聞社に寄せた声明によれば、「勝利か死のどちらかだ」と、徹底抗戦を誓っています。トリポリからの報道では、外国人ジャーナリストの拠点となっているリクソス・ホテルの周辺ではまだ激しい銃撃の音が聞こえているようです。同ホテルに立てこもる数十人のジャーナリストたちは武装したカダフィ派勢力に警備され、出るに出られない状態です。アラブ連盟は23日、リビアの議席を反体制派に与えるかどうかを検討する協議を今週中に開くと発表しました。アラブ連盟は数カ月前にカダフィ政権から議席を剥奪していました。英国の国家安全保障会議は本日、反体制派の連合体である「リビア国民評議会」を財政的に支援するため、リビア資産の凍結解除を協議します。ロンドン大学のアジア・アフリカ学院のジルベール・アシュカル教授に話を聞きます。「反体制派とはなに者か? それは本当に難しい質問だ。10億ドルのクイズですよ」とアシュカルは言います。「NATOの仲間うちでさえも同じ質問が出てきますから」と。

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    2011/8/24(Wed)
    記事番号: 
    1
  • ウォールストリートの犯罪隠蔽工作:米国証券取引委員会が破棄した数千の調査記録

    ローリングストーン誌の衝撃的な新レポートは、米国証券取引委員会(SEC)がアメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)、ウェルズ・ファーゴ、リーマン・ブラザーズ、ゴールドマン・サックス、バンク・オブ・アメリカ、そして金融市場の大物ブローカーのバーナード・マドフをも含む米国最大級の銀行やヘッジファンドの書類を粉飾し、数千の調査記録を破壊したことを明らかにしています。アイオワ州の共和党上院議員チャック・グラスリーは8月第3週、一人の内部告発者が彼に、9000件以上におよぶ情報調査の詳細記録が不法破壊されたことを詳述した手紙を送ってきたと述べました。「SECがウォールストリートの犯罪を隠蔽?」と題した最新記事でこの件を暴露したローリング・ストーン誌の政治記者マット・タイビに話を聞きます。

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    2011/8/23(Tue)
    記事番号: 
    3
  • キーストーンXLタールサンド原油パイプラインに反対する市民的不服従運動続く 160人以上が逮捕

    カナダのタールサンド原油をテキサス州の石油精製基地まで運ぶ1700マイル(約2735キロ)のキーストーンXLパイプライン計画の許可を拒否し、クリーンエネルギーの発展を重視するようオバマ政権に求める抗議運動が続く中、8月22日、その運動に参加中の52人の環境保護活動家がホワイトハウスの前で逮捕されました。およそ2000人が、今後2週間にわたって毎日、ホワイトハウス前で座り込みやその他の市民的不服従運動への参加を表明しています。そのうち、8月20日以降すでに162人が逮捕されています。抗議運動には、カナダ先住民族のコミュニティやキーストーンXLパイプラインの計画ルート沿いの土地所有者らも参加しています。8月21日のニューヨークタイムズ紙の社説も、タールサンドからの原油抽出は従来の原油獲得方法よりもはるかに多くの温室効果ガスを排出することを指摘し、国務省にパイプライン計画の拒否を求めました。一方、このプロジェクトを支持する石油産業は、彼らが70億ドルという経済効果を生む提案をしているのだということを強調しています。キーストーンXLパイプライン承認へのオバマ政権の答えはまだ出ていませんが、ワシントンDCの拘置所で二晩を過ごし8月22日に釈放されたビル・マッキベンに話を聞きます。

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    2011/8/23(Tue)
    記事番号: 
    2
  • トリポリで戦闘が続く中 リビア民衆蜂起における米軍、NATO軍、石油企業の役割を検証

    リビアの首都トリポリの一部では戦闘が続き、堅固に要塞化されたムアマル・カダフィの居住施設の外で反体制派がカダフィ政権軍と交戦していると報じられています。カダフィの息子セイフイスラムが拘束されたというリビア反体制派の国民評議会の発表は、8月22日夜に彼がトリポリの外国人報道陣の前に支持者らと共に姿を現したことで否定されました。国際刑事裁判所は、セイフイスラムは過去24時間、反カダフィ派の戦闘員らに拘束されていたと述べています。また、反体制派はカダフィの他の2人の息子も拘束したと述べましたが、証拠は示していません。一方、8月10日以降に行われた、戦闘機能を備えた無人機「プレデター」による17回の爆撃と、38回の有人空爆によって、米軍と北大西洋条約機構(NATO)軍が反体制派の首都突入に重要な役割を果たしたことを示す詳細が明らかになりました。米軍は4月1日以来、リビアに対し合計1210回の空爆と101回のプレデターによる無人爆撃を行いました。NATO軍は、カダフィへ圧力をかけ続けるとし、任務はまだ終わっていないと述べています。政策研究所の研究員フィリス・ベニスに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2011/8/23(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 「悪魔崇拝的な儀式」の末の殺人とされた受刑者3人、事件から18年後に釈放される

    1993年にアラスカ州で3人の少年を殺害した罪で有罪判決を受けていた3人の受刑者が、19日に釈放されました。「ウェストメンフィス3(West Memphis Three)」とも呼ばれるダミアン・エコールス、ジェイソン・ボールドウィン、ジェシー・ミスケリー・ジュニアの事件では、無実を主張しつつ殺人の罪については罪状を認めるという異例の司法取引が行われました。アーカンソー州は、3人を、釈放するには十分に安全な児童殺人者とみなしているとしています。事件の捜査は悪魔崇拝の儀式が行われていたとの噂が一人歩きするなかで行われ、3人は有罪判決を受けました。しかし2007年に新たに行われた事件現場の科学捜査の結果、3人のものとみられる遺伝子は現場から発見されませんでした。この事件を取り上げたドキュメンタリー映画「Paradise Lost: The Child Murders at Robin Hood Hills(パラダイスロスト:ロビンフットヒルズの児童殺人者たち)」の共同監督で映画作家のジョー・バリンジャーに話を聞きました。この映画の公開後、「ウェストメンフィス3の釈放」を求める国際的な運動が高まりました。

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    2011/8/22(Mon)
    記事番号: 
    3
  • 「リビアはアラブ世界に自由の炎を再点火した」フアン・コール、ハレド・マタワが民主蜂起を語る

    リビアの首都トリポリを制圧するため反体制派が戦いを続ける中、オバマ大統領ら世界の指導者らが、リビアの最高指導者、ムアマル・カダフィ大佐に退陣するよう呼びかけました。21日、米国は反体制派の国民評議会をリビアの正式な政府機関に認めました。一方、カダフィの居場所は依然としてわからないままですが、3人の息子は反体制派に拘束されています。反体制派の代表マハムード・ジブリルは、22日の早朝にリビア国民に向けて声明を発表し、戦闘員に対し、体制派に尊厳と尊敬を持って対応するように呼びかけました。リビアから戻ったばかりのリビア出身の著名な詩人で研究者、ハレド・マタワに、カイロから番組に出演してもらいました。またヒューマンライツ・ウォッチの特別顧問で、先週木曜にリビアから戻ったフレッド・アブラハムスにも話を聞きました。さらにミシガン大学の歴史学教授で、リビアの最新情勢について自身のウェブサイト(JuanCole.com)のブログ「インフォームドコメント(Informed Comment)」で伝えているフアン・コールにもインタビューしました。「リビアはアラブ世界に自由の炎を再点火したす」とフアン・コールは語りました。

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    2011/8/22(Mon)
    記事番号: 
    2
  • リビアからの報告:反体制派が首都に到達、カダフィ政権は崩壊寸前

    反体制派の兵士が首都トリポリに非常に早いペースで、かつ驚くほど容易に入り込んだ後、都市の大半は反体制派の制圧下にあるようにみられます。しかし激しい戦闘は、多くの地域で依然続いています。アルジャジーラの報道によると、衝突は首都トリポリで現在も続いており、反体制派は、リビア最高指導者ムアマル・カダフィの施設そばで戦車と交戦しています。またカダフィの3人の息子はすでに反体制派に拘束されているもようで、さらにカダフィ警護隊も投降しました。国際赤十字社の広報担当ロビン・ワウドから、トリポリの現在の状況を聞きます。同氏は、戦闘の中オフィスにたどりつくことのできた小さなチームの一員で、最大5000人とされる負傷者の医療支援を行っています。

    dailynews date: 
    2011/8/22(Mon)
    記事番号: 
    1

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