デイリーニュース

  • 伝説の英ロック歌手ビリー・ブラッグ:労働ストライキ、自身の歌、アクティビズム、マードック傘下メディアの盗聴事件を語る

    伝説の英国ロッカーでアクティビストのビリー・ブラッグを招いての特集をお届けします。ビリー・ブラッグは1970年代後半にロンドンでパンクバンドRiff Raffを結成し、ミュージシャンとしてのキャリアを開始しました。1984年に発表したアルバム『ブルーイング・アップ・ウィズ・ビリー・ブラッグ』には『イット・セイズ・ヒア』が所収されていましたが、この曲は、現在話題となっているニューズ・オブ・ザ・ワールドの電話盗聴事件にも通じる、政治とタブロイド紙への批判となっています。1998年と2000年、ブラッグは2枚の有名なアルバム、『マーメイド・アベニュー1』と同『2』に参加しました。この2枚はフォークソングの歌手・作詞家・作曲家で、貧困と労働者階級について歌ったウディ・ガスリーのアルバムです。ブラッグはガスリーの歌詞に曲をつけ、さらに同アルバムの制作に協力したWilcoと共に、アルバム所収曲の多くに参加しました。しかしブラッグを単にシンガーソングライターとしてのみ語ってしまうと、彼の不正義に関する発言や、多くの社会問題への取り組みを見逃してしまうことになります。1980年代には、英国労働組合の歴史上で最も大きな出来事の一つ、1984年のNational Union of Mineworkers(全国炭鉱労働組合)のストライキへの支援を呼びかけました。

    dailynews date: 
    2011/9/5(Mon)
    記事番号: 
    1
  • ハリケーン・アイリーン後 ニューヨーク州住民が頼ったコミュニティ運営サイト「ウォーターシェッド・ポスト」

    今週末はまたメキシコ湾岸で380ミリもの降雨をもたらしそうな熱帯性低気圧が発達しています。米東部海岸の一部に壊滅的な被害をもたらしたハリケーン・アイリーンからまだ1週間しか経っていません。被害が最もひどかった地区の1つ、ニューヨーク州のキャッツキルズを見てみましょう。冠水や浸水は大部分で収まりましたが後片付けや修復再建は始まったばかりでこれから数カ月はかかります。少なくとも600軒の家屋、57000haの農地が台無しになりました。州当局の推計では150の幹線道路で部分的な修復が必要で、22の州管轄の橋が閉鎖になっています。このためキャッツキルのいくつかの地域も完全に孤立状態。ニューヨーク州知事のアンドリュー・クオモはあの強力な熱帯暴風雨で州は10億ドルの損害に直面していると言います。キャッツキルズを拠点にするウェブサイト「ウォーターシェッド・ポスト」の編集者リサ・ハリスに話を聞きます。このサイトは地域住民たちの主要な災害ニュースソースの1つになりました。

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    2011/9/2(Fri)
    記事番号: 
    3
  • トルコはイスラエルとの関係を凍結 ガザ支援船団の渡航阻止に関する国連報告書は「うわべの取り繕い」

    死傷者を出した2010年のイスラエルによるガザ支援船団攻撃に関してやっと国連が報告書を出しましたが、トルコはそれに先立ちイスラエルとの外交関係を格下げして軍事協力を凍結させました。国連報告書は、イスラエルが船団船マビ・マルマラ号に対する攻撃で「過剰で不合理な」武力を行使した─9人を殺害─と非難し、イスラエルは遺憾を表明して死者の遺族や負傷者に補償を行うべきだとしています。ただしマルマラ号を含む支援船団の乗客も、イスラエルのガザ地区封鎖を突破しようという「無謀な」試みを行ったとしてたしなめています。国連報告書はさらに、イスラエルのガザ地区封鎖は国際法上は合法であるとする、今後に重要な影響を与える判断を下しています。 This Time We Went Too Far: Truth & Consequences of the Gaza Invasion (『今度ばかりはやり過ぎた:ガザ侵攻の真実と結果』)などイスラエル・パレスチナ紛争に関する複数の著作を持つノーマン・フィンケルスタインに話を聞きます。また、フリー・ガザ運動の主宰者の1人であるフウェイダ・アラフにも話を聞きます。アラフもフィンケルスタインもともに国連報告は「うわべを繕う」「道徳的な堕落」と非難しています。

    dailynews date: 
    2011/9/2(Fri)
    記事番号: 
    2
  • 米国 イラク・アフガニスタン戦争が始まって10年 競争入札なしの契約3倍で巨額浪費

    アフガニスタン戦争が10周年を迎えようとしています。この間、国防総省が競争入札なしの契約量を3倍にしたことで数百億ドルが浪費されたとする 2つのリポートが公開されました。超党派による戦時契約委員会の調査は、イラクとアフガニスタンにおけるプロジェクトでこの10年以上にわたって費やされた310億ドルから600億ドルが無駄にあるいは不正に詐取されて消えたと結論づけました。アフガニスタンでは米国が間接的にタリバンに資金提供していたことがわかりました。米国支援のプロジェクトのための資金が安全を確保するためにタリバンにつながる地域の民兵に支払われていたのです。一方で国防総省は 9/11の同時多発攻撃以来、入札なし契約を、異論も多いために改善すると約束していたにもかかわらず、3倍に増やしていました。米国の調査報道NPO 「公益擁護センター」(Center for Public Integrity)からの新しいリポートではこの入札なし契約での支払額は2003年の500億ドルから2011年には1400億ドルに膨張したとしています。イラク・アフガニスタン戦時契約委員会のメンバーでボルチモア大学法学大学院の政府契約学の教授であるチャールズ・ティーファーに話を聞きます。また、行政監視センターのシャロン・ワインバーガーにも登場願います。

    dailynews date: 
    2011/9/2(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 「監禁労働」に抗議し 外国人留学生 ハーシー工場のワーク&スタディ・プログラムでスト

    ワーク&スタディ・プログラムに参加して米国に来た外国人留学生300人をめぐる事件について検証します。彼らはペンシルバニア州パルミラにあるハーシー社の包装工場で彼らが「監禁労働」と呼ぶ作業に従事させられました。東欧とアジアからの学生が、8月の半ばにストに突入しましたが、報道によれば、彼らは重い箱を持ち上げ、午後11時に始まる8時間シフトをこなし、高速で動く生産ラインで長時間キャンディの箱詰めをする仕事を与えられたといいます。米連邦政府関係機関は、搾取がおこなわれたかどうかの調査を開始しました。このケースは、外国人留学生が雇用に抗議してストを行なった初めての例となります。留学生たちは、ハーシーで働くという文化交流プログラムに支払った一人3000ドルから6000ドルの費用の返還と、ハーシーにJ-1ビザの文化交流学生労働者の搾取をやめ、400名のゲスト留学生労働者が埋めている職を生活賃金で地元の労働者に与えるよう要求しています。ハーシー工場のストに参加している学生ゲストワーカー2人、ルーマニア人学生のデセバル・ビランと中国人の外国語学生 ジャオ・フイジャオに話を聞きます。全米ゲストワーカー同盟(National Guestworker Alliance)のディレクター、サケット・ソニも参加します。

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    2011/9/1(Thu)
    記事番号: 
    3
  • 新レポート:経済低迷の中 トップ企業25社のCEO、法人税納付額以上の報酬

    全米トップ25社が2010年にCEOに支払った報酬は各社が連邦政府に納付した法人税の金額を超えていたことが新レポートで明らかになりました。これら企業の多くは数十億ドルの利益を生みながら、多くの場合、海外の税金回避地を利用し、連邦税をまったく、あるいはごく少額しか支払いませんでした。さらには、多くの場合、大幅な税金の払い戻しを受けています。これらの企業は、フォード、コカコーラ、ベライゾン、ゼネラルエレクトリック、eBayなど、超有名企業を含んでいます。この調査ではまた、2010年の企業のCEOの給与と米国の平均的労働者との給与額の比率が325対1にと急激に開いたことも明らかになりました。報告書の共同著者の一人で、政策研究所の上級学術員で、同研究所の「不平等と公共利益」プログラム代表であるチャック・コリンズに話を聞きます。「これらの企業は、さまざまな税金の抜け穴と企業の抜け穴を使い、税金を手玉にとっています。税金体操競技部のチャンピオンとでも呼べます」とコリンズは言います。

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    2011/9/1(Thu)
    記事番号: 
    2
  • アムネスティ・インターナショナル シリアの抗議者に対するアサド政権の「残忍な」弾圧を非難

    戦闘が激化しているシリアの都市ハマの法務長官は、治安部隊がおこなっていることを「人類に対する犯罪」と呼び、それへの抗議として職を辞し反政府勢力へ加わりました。8月31日にアムネスティ・インターナショナルが公表した、3月中旬にシリアで蜂起が始まって以来おこなわれた反政府活動家の殺害および拷問に関する報告書のなかに、彼が「人類に対する犯罪」と呼ぶ出来事の多くが記録されています。調査集団は、3月以来少なくとも88人がシリアの獄中で命を落としたと記述しています。そのうち少なくとも52件で、拷問またはその他の虐待が死因であった、あるいは死に影響を及ぼした証拠があります。アムネスティ・インターナショナルのシリア担当調査員で、新報告書「死の拘禁:民衆蜂起さなかのシリア 被拘留者の死」の著者のひとり、ニール・サモンズに話を聞きます。

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    2011/9/1(Thu)
    記事番号: 
    1
  • グアテマラの人体実験 1940年代の米医療実験の陰惨な詳細が明らかに 犠牲者たちが正義を求める

    オバマ大統領直轄の生命倫理委員会が、1946年から48年にかけての性病人体実験の身の毛もよだつ新たな詳細を明らかにしました。米国の医療担当者たちがグアテマラのセックス労働者や囚人、兵士、精神病患者たちに故意に梅毒を感染させ、ペニシリンの効果を研究していたのです。同委員会の結論ではおよそ5500人のグアテマラ人が同意なしでこの診断実験の対象となっており、1300人以上が接触あるいは接種によって性病に感染させられていました。米国が主導したこの研究はグアテマラ政府も承認していましたが、これにより少なくとも83人が死亡しました。オバマ大統領はこの研究に関して謝罪していますが、グアテマラのアルバロ・コロン大統領はこれを「人道に対する犯罪」として独自の調査を命令しています。米委員会の調査で判明した事実を、同委員会メンバーでペンシルベニア大学法律大学院の法哲学教授でもあるアニタ・アラン博士と話し合います。ほかに、知らないうちに梅毒に感染させられたグアテマラ人700人を原告とする米国政府への集団訴訟でグアテマラの弁護士たちと協力し合っているパイパー・ヘンドリックス弁護士にも登場してもらいます。提訴は今年3月でしたが、それからすでに被害者の1人が亡くなっています。「これはずいぶんと昔に起きたことで、人々は正義の判定をもう何十年も待っているのです」とヘンドリックスは指摘します。

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    2011/8/31(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 米銃器取締当局の内部告発者:ATFの銃器追跡作戦が辿り着いたのは「犯罪現場と死体」だけ

    米国からメキシコに大量に流れる銃器を追跡しようという作戦は失敗し、米アルコール・タバコ・火器爆発物取締局(ATF)の局長代理の解任とアリゾナ地区連邦検事の辞任を招くに至りました。「ファスト&フュリアス(迅速かつ猛烈)作戦」と名付けられ、かつては秘密だったこの作戦では、ATFのエージェントたちが米国の銃器店に何千もの武器をメキシコの麻薬カルテルとの仲介者に売りつけるように奨励していました。そこからメキシコの犯罪組織の上層部の人間たちに辿り着けると考えていたのです。しかしATFは2500丁もの銃器の行方を見失っていました。先週、米司法省は議会の公聴会で証言し、問題となっているATFのおとり捜査と関係ある銃火器が、少なくとも米国内の11の暴力犯罪で使用されていたと認めました。米国の国境警備隊員が殺害された事件もその一つです。その一方で、この作戦が容疑者の逮捕に結びついたことは一度もありませんでした。それでも今年8月にはその作戦に直接に関与した3人の幹部が昇進しています。ATFの特別捜査官で今回のこの「ファスト&フュリアス作戦」に関する内部告発の一翼を担ったビンセント・セファルーに登場してもらいます。彼はこの内部告発により報復人事を受けてきました。「我々としてはそうした銃器を流通させるままにして、そこからなんらかの鎖といいますか、確固たる流通ルートを導きだしたいと思っていたわけです。

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    2011/8/31(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 特殊部隊の未亡人:夫に入隊を確信させた嘘をめぐりラムズフェルドと対決

    8月27日、ドナルド・ラムズフェルド元国防長官に自分の夫の自殺について詰め寄った、米軍特殊部隊兵の未亡人から話を聞きます。アシュレイ・ジョッパ=ハーゲマンは、ラムズフェルドの本のサイン会で、ワシントン州のタコマ南部にある基地での夫の葬儀案内のコピーをラムズフェルドに渡すことで、自分ことを彼に知らしめました。彼女は、9/11の後にラムズフェルドによって入隊を触発された彼女の夫は、後に戦争の理由に幻滅していたと言います。彼女の夫、25歳の二等軍曹ジャレッド・ハーゲマンは、彼女によると8回目のイラクとアフガニスタンへの派遣を前に自殺しました。彼の遺体は2011年6月28日に、ワシントン州のルイス・マコード統合基地で発見されました。2010年には1万8000人以上の兵士が国外での戦闘からルイス・マコード統合基地に戻ってきました。米軍は同基地での精神衛生サービスを強化するよう努めていると言いますが、ジョッパ=ハーゲマンはその成果を疑っています。「私は、夫をはじめ多くの他の兵士たちを入隊に導いた嘘を言った男と対決したい」とジョッパ=ハーゲマンは言います。「それが私がしたかったこと、そして実際に私がしたことです」。

    dailynews date: 
    2011/8/30(Tue)
    記事番号: 
    3

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