デイリーニュース

  • 予想より大胆だったオバマの雇用計画 しかしそれで十分か?

    オバマ大統領は8日夜、議会の上下両院合同会議で演説し、景気刺激と雇用創出のための減税や新規財政出動を含む総額4470億ドルの一括法案を明らかにしました。米国で1400万人が失業し880万人が常勤雇用を求めながらも非常勤で働かざるを得ない状況の中での演説です。現在の公式発表の失業率は9.1%、しかも6%を下回るのは2017年以降だろうとホワイトハウスも予想しています。この雇用危機は特にアフリカ系アメリカ人に深刻で、この層での失業率は8月時点で16.7%にまで跳ね上がっています。これは1984以降で最悪の数字です。NAACP(全米黒人地位向上協会)の経済プログラム専務理事であるデドリック・ムハンマドと、アメリカ製造業同盟の創始者で事務局長のスコット・ポールに話を聞きます。

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    2011/9/9(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 運命の日:9.11はインド、グアテマラ、ハイチ、NY州アッティカでも重要な記念日

    2001 年の世界貿易センターと国防総省への攻撃の記念日に際し、番組ではこの日と関わりのある、米国内外の出来事に注目します。2011年9月11日は、インドでマハトマ・ガンジーが近代的非暴力抵抗運動を開始した105周年にあたります。ガンジーの孫、アルンとの2003年のインタビューの一部をお届けします。1990年9月11日は、高名なグアテマラの人類学者ミルナ・マックが、グアテマラシティで暗殺された日でもあります。 ミルナは、米国が支援した、グアテマラ軍と協力武装集団によって農村地帯の先住民社会が破壊されたことを記録、公開しようとしていた事に対する報復として米国が支援する軍の暗殺隊に2週間付け狙われた末に暗殺されました。 ミルナの妹でグアテマラの武力勢力の高官によって殺された人々に正義をもたらすため、辛抱強い戦いを行っているヘレン・マックとの2003年のインタビューの抜粋をお届けします。1993年9月11日には、ハイチでの米国の支援を受けたクーデターのさなかに、アントワーヌ・イズメリーが白昼、クーデター勢力により教会から引きずり出され、殺害されました。彼はそれより5年前の1988年9月11日に起きた聖ジョン・ボスコ教会での教区民殺害の追悼を行っていたところでした。ジャン=ベルトラン・アリスティド神父は、九死に一生を得て、後にハイチの大統領になりました。

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    2011/9/8(Thu)
    記事番号: 
    3
  • もうひとつの 9.11への碑文: 高名な作家アリエル・ドーフマン 1973年のチリでの米国支援クーデターを語る

    「9月11日、死の火曜日の朝、私は我が家の上空を飛ぶ飛行機の音に目を覚まし、恐怖におののいた。 1時間後、市の中心で激しい火の手をあがったのを目にした時、私の人生と祖国の運命が永遠に変わったことを知った。」 本日のゲストでチリ系米国人作家、アリエル・ドーフマンの言葉ですが、これは10年前の9月11日に起きた世界貿易ビルと国防総省への9.11同時テロ攻撃についてではなく、もうひとつの9.11について述べた言葉です。1973年9月11日、米国の支援を得たアウグスト・ピノチェト将軍がクーデターを起こし、民主的に選ばれたサルバドール・アジェンデ大統領から政権を奪いました。アジェンデは、大統領府内でその日に殺されました。アリエル・ドーフマンは1970年から1973年までアジェンデの文化顧問を務めた人物で、クーデター後に亡命、現在はラテンアメリカのもっとも偉大な作家のひとりとして知られています。「チリは自らが直面したテロに非暴力の抵抗で反応しました。つまり我々は、たとえばチリでクーデターをおこすようワシントンが命じ支援したからと言って、ワシントンを爆撃したりしませんでした。そうではなく、ピノチェトに対し平和な革命を起こしたのです」とドーフマンは語ります。「これに比べ、一握りのテロリストが起こした事件に対し米国、そしてブッシュが行ったことが引き起こした結果には身の毛がよだちます。

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    2011/9/8(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 大規模な山火事と記録的干ばつに直面するテキサス それでも知事は地球温暖化を否認

    選挙活動に戻ったリック・ペリー、テキサス州知事は、7日夜の共和党大統領候補討論会で、地球温暖化の人間の活動起因説のを裏付けている科学への疑念を明らかにしました。同じ日、ペリーは、地元に戻って、これまでにコネティカット州の面積をしのぐ360万エイカー(約146万平方キロメートル)を焼いて、なお続いている歴史的な山火事に取り組むと発表しました。ペリーはこの災害に乗じて、連邦政府の消防士への支援行動が遅すぎると苦言を呈しましたが、批評家たちは、同州の大部分で消防の最前線を担うテキサス森林サービスの予算削減に大ナタをふるったのは知事自身だったと即座に反論しています。今回の山火事は記録的な干ばつのさなかにおこりました。テキサス州では1895年に観察記録を残し初めて以来、もっとも乾燥した月が続いており、農産業は壊滅的な影響を受けています。 テキサス・オブザーバー紙の記者、フォレスト・ワイルダーに話を聞きます。 彼が書いた最新記事の題は、「テキサスの終わりなき干ばつ:州の水不足は今回の干ばつに始まったのではない。そして、この干ばつでは終わらない」です。

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    2011/9/8(Thu)
    記事番号: 
    1
  • スモッグか雇用か:オバマ政権 スモッグ基準の後退で米国の環境や公衆衛生を危険にさらす

    米国がレイバー・デイ(労働者の祝日)の週末を迎えようとしていたときに、オバマ政権は密かに米環境保護庁 (EPA) にスモッグ大気汚染を制限する計画を撤回するよう求めました。これは年間で2200件の心臓発作と23000件の喘息発作を未然に防ぐだろうと見込まれていた政策です。景気の先行き不透明なこの時期に、この措置が財界への規制の重圧を減らすことになることを願って決断したとオバマは言います。この動きは環境汚染の張本人たちとある分野の財界首脳たちにとっては重要な勝利であり、環境保護論者たちにとっては再度の挫折として捉えられています。天然資源保護協議会(NRDC)の大気清浄部長ジョン・ウォーキーとデューク大学医療センターの非常勤教授でEPAの大気清浄科学諮問委員会議長も務めたロジャー・マクレラン博士に議論してもらいます。

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    2011/9/7(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 米英 容疑者の拘束 移送 拷問でカダフィ体制と結託 発見された書類が明かす

    ヒューマンライツ・ウォッチがリビア外務省にあった数百もの書簡を発見しました。これらは9/11攻撃の後で、米国CIAや英国MI6が行なった「Extraordinary Rendition (特例拘置引き渡し)」プログラムに、カダフィ政権が直接協力していた事実を示すものです。この文書は、CIAが、容疑者たちが拷問にさらされることを知りつつも、彼らをリビア当局に引き渡していたことを明らかにしています。リビアへ送られた最も有名な容疑者の1人にイスラム教戦士のアブデルハキム・ベルハジがいます。彼はいまリビア反体制派の軍事司令官です。2004年に身柄を拘束されたとき、ベルハジはアルカイダに関係するリビア・イスラム教戦闘団のメンバーでした。トリポリでのこの文書発見に助力したヒューマンライツ・ウォッチの緊急事態対応ディレクター、ピーター・ブッカートに話を聞きます。また、著名な英国の人権弁護士で多数のグアンタナモ収容所収容者たちの代理人を務める他、ウィキリークスのジュリアン・アサンジの代理人でもあるガレス・ピアスにも登場してもらいましょう。

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    2011/9/7(Wed)
    記事番号: 
    2
  • リビアの反体制派 トリポリの安定化に努力 カダフィの施設からは武器が紛失

    リビアでは反カダフィ派が、カダフィ派の拠点であるバニワリドも抵抗地域はいくつかあるものの、国民評議会の監督下に入りつつあると話しています。一方反体制派部隊は本日、激戦地であるカダフィの故郷シルテまで8kmのあたりにまで進軍したとしています。ロイター電によると、米政府はニジェール政府に対し、リビアから車列を作って同国に入ったとされるカダフィ政権の高官たちの身柄を拘束するように要請しました。ニジェール当局は、車列には数人のカダフィ政権幹部が乗車していたとしつつも、カダフィ本人がそこにいる形跡はなかったと話しています。トリポリの最新状況をヒューマンライツ・ウォッチの緊急事態対応ディレクター、ピーター・ブッカートに伝えてもらいます。ブッカートは先ごろ、以前は攻撃用ライフルや対空ミサイルでいっぱいだったカダフィの倉庫が、略奪されていることを発見しました。「私たちは米国や他の西側諸国にこうした武器がリビア中に流通していると警告しています」とブッカートは言います。「都市が陥落するたびにそうした武器が略奪され尽くす……私たちの行ったどの施設でもかつてあった地対空ミサイルがなくなっています」

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    2011/9/7(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 9.11の聖者:WTCで死んだNY市消防局付司祭、同性愛者のカトリック神父マイカル・ジャッジ追憶

    ニューヨーク市では9月4日、2001年9月11日の世界貿易センターへの攻撃で、犠牲者第一号として記録されたマイカル・ジャッジ神父を追悼して数百人が通りを行進しました。ニューヨーク市消防局付司祭のジャッジは当時68歳で、現場で一人の消防局員に臨終の祈りを与えている最中に亡くなりました。彼は政治的、社会的領域を超えた崇拝者と友人を持つ英雄的存在で、その人生はSaint of 9/11(『9/11の聖者』)という高く評価されたドキュメンタリー映画の中で取り上げられ追悼されました。同映画は、ジャッジ神父が同性愛者だったという半分隠された秘密を描いたことでも注目に値します。個人的な日記の中で、尊敬されたカトリック神父であった彼が、いかに「同性愛者である自分自身のことに思いをいたらせ、自分が会う人々が自分のことを全部は知りえない」と思っていたか記していました。長年にわたる同性愛者の権利を求める活動家で、『9/11の聖者』をプロデュースしたインディペンデント映画製作者であるブレンダン・フェイに話を聞き、同ドキュメンタリーと彼の新作映画Remembering Mychal(『マイカル追憶』)の抜粋を放送します。

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    2011/9/6(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 「恐怖売ります」米国のイスラム嫌悪をあおる自称専門家とそのパトロン

    "Fear Inc: The Roots of the Islamophobia Network in America" (恐怖売ります:米国のイスラム嫌悪ネットワークのルーツ)と題した米国進歩センター(Center for American Progress)の報告書は、専門家を標榜する少数の人々が、多数の基金の助成や個人の寄付に支えられて、米国内でイスラム教徒に対する恐怖をあおり嫌悪と敵意を広げている様子を明らかにしました。同報告書によると、こうしたいわゆる専門家は、書籍や報告書、ウェブサイト、ブログ、綿密に練り上げた反イスラム的な話題の発信など様々な形でイスラム嫌悪を撒き散らしています。また、ノルウェーで大量殺人を行った右翼アンネシュ・ブレイビクが、こうした専門家を彼の「マニフェスト」の中で繰り返し引用していたことも指摘されています。こうした専門家の中でも報告書が特に注目しているのは、「ジハード・ウオッチ」というブログの執筆者ロバート・スペンサーです。彼は、ニューヨーク市に穏健なイスラム教センターを作ろうとする地元の取り組みを、「グラウンド・ゼロでのモスクの勝利」という言い回しを用いて世界的な関心事に仕立てた団体「アメリカのイスラム化を阻止せよ」(Stop Islamization of America)の代表でス。

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    2011/9/6(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 国連平和維持活動部隊員らのハイチ人への性的暴行ビデオで、地震後の復興に集中すべきとの声高まる

    ハイチでの国連平和維持活動(PKO)に従事するウルグアイ人部隊員らが18歳のハイチ人男性を性的に暴行したとされる映像が出回り、ウルグアイ海軍司令官が解雇されました。ハイチのミシェル・マルテリー大統領は9月5日、暴行疑惑を非難し、犠牲者は「集団レイプされた」と語りました。暴行は7月に起こりましたが、暴行を撮影した携帯電話の映像が明るみに出たのは最近のことです。国連部隊による事件は今回の出来事だけではありません。2007年12月には、100人のスリランカ兵が未成年の少女らへの性的虐待罪に問われハイチから強制送還されました。2005年には、国連部隊がポルトープランスの最貧地区の一つであるシテ・ソレイユで凶行におよび、子供を含む23人を殺害しました。今回の事件が起きたとされる海辺の町ポールサリューでは、9月5日にデモがありました。最初に記事を書いたジャーナリストのアンセル・ハーツに、ポールサリューから話を聞きます。「一部の人々は、現在約1万2000人の兵士で構成されるハイチの国連ハイチ安定化ミッション(MINUSTAH)の全部隊が去ることを求めています」とハーツは言います。「また別の人々は、MINUSTAHがその使命をいわゆる“平和維持”から、道路・学校建設や地震後のハイチが立ち直るのに必要なインフラの構築といった開発に変えることを求めています」。

    dailynews date: 
    2011/9/6(Tue)
    記事番号: 
    1

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