12月14日に発生したニュータウンの銃乱射事件で、児童20名と大人7名の、合計27名が犠牲になって以来、全米ライフル協会(NRA)は沈黙を守っています。強力な圧力団体である同協会は、米国における容易な銃器の入手が守られるよう議員たちにずっと圧力をかけてきましたが、そのため、法改正を阻んでいるのはNRAだとの声が多数上がっています。「責任ある政治のためのセンター」(Center for Responsive Politics)によれば、NRAは今年だけで220万ドルを連邦議会へのロビー活動に費やしました。比べて銃規制派のロビー活動に使われたのは18万ドルのみです。NRAが権力と富にものを言わせ、長期に渡り銃規制法案を挫折させてきた様子を、詳細に追跡してきたリサ・グレーブスに話を聞きます。グレーブスは、NRAがその影響を浸透させるため、企業中心大国米国の各州で法案を起草し、草案作りを助ける秘密組織「米国立法交流評議会」(ALEC)を主要な手段として使った経緯を記録してきました。グレーブスはクリントン政権下の司法省で司法副長官補を務め、全米の銃についての政策を担当しました。