白 人至上主義者のディラン・ルーフ容疑者が17日に起こした黒人教会での9人のアフリカ系アメリカ人殺害事件は、サウスカロライナの州議事堂の敷地に今もはためく南軍旗への抗議運動に再 び火を付けました。オンライン上に掲載された写真では、ルーフがこの旗を持って、ナンバープ レートに「南部連合国」と書かれた車の前 でポーズをとっています。「人々の税金が南部連合国支援に使われるべきではありません」と、サウスカロライナ州の公民権活動家でありコミュニ ティ・オルガ ナイザーのケビン・アレグザンダー・グレイは言います。グレイは自由人権協会の元州代表で、Killing Trayvons: An Anthology of American Violence (『殺されるトレイボンたち:米国の暴力アンソロジー』)の著者です。 「州議事堂のドームに翻 る旗は、思想の強制です。白人至上主義のイデオロギーへの支持を強制しているのです」と グレイは言います。