ニューヨーク市では、警察の残虐行為に抗議する「Rise Up October(立ち上がれ10月)」が3日間にわたって行われ、24日には数千人が参加しました。警察の暴力の影響を受けた40家族が全米から参加、コーネル・ウエストやクリス・ヘッジズなどの学者、劇作家イブ・エンスラーや映像作家クエンティン・タランティーノなど有名人も参加しました。現場の声をお届けします。カディアトゥ・ディアロは、1999年2月4日に警察の銃弾41発を浴びて死亡した西アフリカ出身の移民アマドゥ・ディアロの母です。アマドゥ・ディアロが殺されたのは、武器を持たず、自宅玄関の鍵を開けている時でした。ニューヨーク市警察の路上犯罪ユニットは後に解散しています。「アマドゥ・ディアロ以降、何人が不当な殺され方をしたのでしょう」とカディアトゥ・ディアロは言います。「数え始めることも出来ません。私は多くの葬式に参列しました。多くの家族とも繋がっています。私たちは恨んでいるわけではない。法執行機関は、私たちが彼らに反対していないことを知るべきです。彼らに反対しているわけではない。警察の残忍性に反対しているのです」。