11月13日米民主党議員は、新たに選出された議会への移行期となるレームダック会期をどう乗り切るかについての会合を開きます。重要な議題の一つが、次期司法長官候補ロレッタ・リンチの上院司法委員会の指名承認公聴会のタイミングです。公聴会は、共和党が上院の実権を握る年明けに持ち越される可能性が高まっているようです。もし承認された場合、リンチはアフリカ系アメリカ人女性初の司法長官となります。リンチのロースクール時代の同級生のひとりで、現在はUCLAおよびコロンビア大学の教授を務め、「アフリカ系アメリカ人政策フォーラム」(African American Policy Forum)を創設したキンバリー・クレンショウに話を聞きます。クレンショウには、オバマ政権の呼び掛ける、地域コミュニティ組織とビジネスの参加による、有色人種の青年のための非行防止運動「マイ・ブラザーズ・キーパー」(My Brother’s Keeper)プログラムに、有色人種の少女と女性をもっと多く含めるよう働きかける運動についても進行状況を聞きます。