デイリーニュース

  • クーデターか革命か ウクライナ当局は追放された大統領を指名手配 死傷多数の街頭デモ後

    街頭デモが数ヶ月間にわたって続き少なくとも82人の死者を出したウクライナは、民主的に選ばれた大統領が追放されて以降、2日間にわたって危機的な状況にあります。ウクライナ国会は22日、ヴィクトル・ヤヌコーヴィチ大統領の解任を採決しました。この動きをヤヌコーヴィチ大統領はクーデターだと表現しています。ウクライナの新指導者は24日、平和的デモ参加者を大量殺害したとして追放された大統領が指名手配されたことを発表しました。ロシア政府はヤヌコーヴィチ追放の動きを非難し、駐ウクライナ大使を召還しました。一方で、欧州は新政府を歓迎する姿勢を見せています。欧州連合のキャサリン・アシュトン外交安全保障上級代表は本日ウクライナ入りし、ウクライナの長引く不況の改善策を討議します。また、ヤヌコーヴィチの最大のライバルの1人、ユリヤ・ティモシェンコ元首相が収容先から釈放されました。本日は、エール大学歴史学教授のティモシー・スナイダーに話を聞きます。ニューヨーク・レビュー・オブ・ブックでの彼の最近の記事はFascism, Russia, and Ukraine(『ファシズム、ロシア、ウクライナ』)です。また、ウクライナのオデッサから、ロードアイランド大学教授のニコライ・ペトロにも話を聞きます。

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    2014/2/24(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 影のロビー活動集合体:企業はいかにして広範な利益誘導活動を隠ぺいしているか

    ネイション誌の最新暴露記事によれば、ワシントンで政策形成のために注がれているロビー資金の多くは、報告されていません。ロビイストが使う公式な金額は3年連続で減少しており、ロビイストの登録数もここ十年以上で最低です。しかし、この数字には裏があると、レポーターのリー・ファンは言います。ファンは、"The Shadow Lobbying Complex: On paper, influence peddling has declined. In reality, it has gone underground." (『影のロビー活動集合体:紙の上では利益誘導活動は減少。実際には、地下に潜っただけ』という記事の著者です。

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    2014/2/21(Fri)
    記事番号: 
    3
  • 科学者を口封じ:農薬会社シンジェンタのターゲットにされたタイロン・ヘイズ

    カリフォルニア大学バークレー校の科学者タイロン・ヘイズに話を聞きます。ヘイズは、広範に使用されているある農薬が内分泌器に有害作用をもたらす可能性があることを発見しました。しかし研究結果を公表しようとしたとき、農薬会社は彼の研究の信用を損ねようと組織的な攻撃を開始しました。ヘイズは1997年ある会社に雇われ、同社の殺虫剤「アトラジン」の研究を手がけましたが、この会社は後に巨大アグリビジネス企業シンジェンタに発展しました。アトラジンは、米国産のとうもろこしの半分以上に使われているほか、ゴルフコースやクリスマスツリー栽培農場でも広範に使用されています。ヘイズの研究がシンジェンタ社が予測していなかった結果をもたらすと──アトラジンはカエルを用いた実験で性的異常の原因となり、人間にも同じ問題を引き起こす可能性がある──同社はその発見を公表する許可を与えませんでした。ニューヨーカー誌の最新記事は、シンジェンタ社に対する集団訴訟の法廷文書を用い、同社がいかにしてヘイズの評判を傷つけ、米環境保護局にこのドル箱の化学製品を使用禁止させないように動いたかを明らかにしています。すでに欧州連合では使用禁止になっています。

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    2014/2/21(Fri)
    記事番号: 
    2
  • 葬式と化した結婚式:イエメンでの米国の無人機攻撃 民間人12人を殺害

    ヒューマン・ライツ・ウォッチの発表によると2013年12月に起きたイエメンでの米国の無人機攻撃で民間人12人が殺害されました。この攻撃ではイエメン中央部のラダア市郊外で、花婿の村にむかっていた結婚式の行列の車数台が標的にされました。ヒューマン・ライツ・ウォッチによると、「殺傷された人々の少なくとも一部は民間人」であり、米国およびイエメンの政府当局が当初主張したような「アラビア半島の武装アルカイダ」集団のメンバーではありませんでした。この報告は、生存者、遺族、地元当局者およびニュース報道を引用し、20歳から65歳までの男性12人が死亡し、15人が負傷したと結論しています。この報告書"A Wedding That Became a Funeral: US Drone Attack on Marriage Procession in Yemen"(『葬式と化した結婚式:イエメンの結婚の行列への米国の無人機攻撃』)を書いたヒューマン・ライツ・ウォッチの調査員レッタ・テイラーと、ファースト・ルック・メディアが発行する新デジタル誌"TheIntercept.org"の共同創設者ジェレミー・スケイヒルに話を聞きます。

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    2014/2/21(Fri)
    記事番号: 
    1
  • デモクラシー・ナウ! 放送開始より18年を迎える

    18年前の1996年2月19日、デモクラシー・ナウ! はじめての放送を行いました。総選挙の年、一日一回の番組としてパシフィカ・ラジオ(Pacifica Radio)と、いくつかの地方コミュニティラジオ放送局で放送を開始。最初の予定では、デモクラシー・ナウ!は9ヶ月放送される予定でした。しかし、18年後の現在、当番組はテレビ、ラジオ、インターネット上のニュース番組として、毎日世界中の数百万人の視聴者に頼りにされる存在となっています。初回放送のクリップを紹介後、生放送中の共同司会者のエイミー・グッドマンとフアン・ゴンザレスに、誕生日ケーキのサプライズがありました。

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    2014/2/20(Thu)
    記事番号: 
    4
  • 過剰武力行使? サンディエゴ近郊で米国境監視員に石を投げた移民が射殺される

    2月19日に米国、メキシコ、カナダによる大規模サミットがメキシコで開催される一方で、2月18日に米国境監視員がカリフォルニア州サンディエゴ近郊で男を射殺したことで、米国の国境政策に再び注目が集っています。当局によれば同監視員は、メキシコより国境越えを行った疑いのある一団を追跡中でした。男の一人が同監視員に向かい石を投げたため発砲、男を射殺しました。同監視員は軽症を負ったものの、病院での手当ては断っています。米国土安全保障省監査長官は最近、2010年より20人の死亡事件に米国境監視員が関わっており、半分近い内8件で投石が行われていることがわかったとしています。この件を掘り下げるため、長期に渡り移民関連の報道を行ってきた、調査報道記者ジョン・カルロス・フレイに、最近の米、メキシコ国境での移民殺害について話を聞きます。

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    2014/2/20(Thu)
    記事番号: 
    3
  • ベネズエラのデモ:米国後ろ盾の右派グループ による選出政権追放の試み再び?

    ベネズエラでは最近繰り広げられる反政府デモで、少なくとも6人が死亡しています。一番最近の犠牲者は銃による負傷が原因で死んだ地元のミスコンテストの優勝者です。ウゴ・チャベス前大統領が死んでから1年も経ずに発生したデモは、同国のニコラス・マドゥロ現大統領にとって最大の課題となっています。2月第3週の初めに、死者の出た衝突を扇動したとしてその前週に当局より逮捕状が出されていた、右派の反政府派指導者レオポルド・ロペスは、国家警備隊に自首しました。米国が反政府派を支持していると主張するマドゥロ大統領は、2月17日に在ベネズエラ米国領事館員3人の追放を命令しました。ゲストのジョージ・チカリェッリョ=マーに、チャベス及びマドゥロ両政権に敵対してきた米国が近年ベネズエラが果たしてきた役割の歴史について考察してもらいます。チカリェッリョ=マーは著書にWe Created Chávez: A People’s History of the Venezuelan Revolution(『われわれがチャベスを創りあげた:ベネズエラ革命市民史』)があり、フィラデルフィアのドレクセル大学(Drexel University)で政治学を教えています。

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    2014/2/20(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 新たな冷戦? ウクライナで衝突が激化するなか 米による政変計画を示唆する録音漏洩

    ウクライナの休戦は、路上で反政府デモと警察の衝突が起きたことであっという間に終わりました。2月19日の夜、包囲された大統領と、大統領の辞任を求める反対派指導者らの両者は、同国の政治的危機を話し合いで解決するための休戦を呼びかけました。しかし数時間後、武装したデモ隊が独立広場を取り戻そうとしたことで、再び死者が出る暴力へと発展しました。今回の紛争ではソビエト消失後22年間のウクライナの歴史上、最も多くの血が流れていますが、2月18日からの数日間で少なくとも50人以上が死亡しました。オバマ大統領は「すべての関係者との交渉をつづける」と約束しましたが、先日漏洩した米のトップ担当官二人の会話の録音によって、オバマ政権が秘密理に反政府側と何かを画策していたことが明らかになりました。ニューヨーク大学とプリンストン大学のロシア研究と政治学の名誉教授、スティーブン・コーエンに話を聞きます。コーエンの最近著Soviet Fates and Lost Alternatives: From Stalinism to the New Cold War(『ソ連の運命と失われた選択肢:スターリニズムから新たな冷戦まで』)はペーパーバック版が発売になりました。

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    2014/2/20(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 「 黒人トランスジェンダーたちは攻撃されている」: 自由の身となった活動家シーシー・マクドナルドと女優ラバーン・コックス

    アフリカ系アメリカ人で、トランスジェンダー活動家のシーシー・マクドナルドが19ヶ月の懲役を終え、自由の身となりました。彼女はミネアポリスの路上で、あるグループから攻撃を受け、自己防衛のために止むを得ず武器を使い、その加害者が死亡して逮捕されました。この事件は、有色人種のトランスジェンダーの女性が直面する暴力や差別について、全国的な注目を集めきっかけとなりました。2011年、マクドナルドと二人の友人が、ミネアポリスであるバーの前を通り過ぎたとき、同性愛者やトランスジェンダーを嫌悪するグループの一団が、人種差別的な態度を前面にだして近づいてきました。マクドナルドはバーのグラスで殴られ顔を11針も縫う怪我を負いましたが、騒ぎはさらにエスカレートし、マクドナルドたちに襲いかかった集団の一人、47歳のディーン・シュミッツが死亡しました。マクドナルドはこの事件で、懲役80年を求刑されたため、やむを得ず司法取引に応じ41ヶ月の判決を受けました。彼女の支援者にとってこの事件は、トランスジェンダーの人々が日々経験することであり、彼らに向けられる強い敵対感情と暴力に対しては罰せられることがほとんどないのに、マクドナルドがその暴力に対して自己防衛をした事で投獄されるのは不当だと受けとめています。この事件が起きた当時、米国での同性愛者とトランスジェンダーの殺人発生率は過去最高となっていました。

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    2014/2/19(Wed)
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    1
  • 共和党が資金援助する反労組運動がテネシー州で勝利:フォルクスワーゲンの従業員らが全米自動車労働組合加盟を拒否

    テネシー州チャタヌーガにあるフォルクスワーゲンの従業員らは、全米自動車労働組合の会員になることを拒否しました。フォルクスワーゲンの従業員らは712対626でこの議案を否決、外国資本が所有する自動車工場としては米国初の労働組合化の試みをくじきました。これは労働組合にとっては打撃です。同工場の組合は、もし同組合が勝利すれば、同工場は将来的な助成金や新たなSUV車生産ラインの機会を逃すことになるかもしれないといった脅迫を含む強い反対を共和党議員らから受けていました。外部団体もまた一役買いました。今回の投票の意味することについてさらに詳しく見ていくために、ニューヨークタイムズ紙の労働と職場記者であるスティーブン・グリーンハウスから話を聞きます。彼は、フォルクスワーゲン工場での投票につながる複数の出来事を追ってきました。彼の最新記事は、Labor Regroups in South After VW Vote(『フォルクスワーゲンでの投票後、南部の労働組合が再編成』)です。

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    2014/2/18(Tue)
    記事番号: 
    4

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