国際通貨基金(IMF)は、ギリシャが財政目標を達成できない場合、更なる緊縮財政策を求めています。長い間激しい衝突を繰り返してきたギリシャと国際債権団の交渉は、ここに来て再度行き詰まりました。過去の交渉に最前列で活躍した前ギリシャ財務相、反緊縮財政の急左派連合党(Syriza)のヤニス・バルファキスに話を聞きます。新著And the Weak Suffer What They Must?: Europe’s Crisis and America’s Economic Future(『弱者の受難は避けられないのか? ヨーロッパの危機と、米国経済の将来』)の中でバルファキスは、いかに欧州中央銀行との戦いの指揮を取ったか、そしてギリシャ国民が断固として緊縮財政を拒否する意思を示した歴史的国民投票についても記しています。しかしこの「拒否」の投票結果が出た数日後、バルファキスは財務相を辞任しました。2015年7月の辞任発表の声明でバルファキスは「国民投票結果発表後間もなく、ユーロ圏財務相会合参加者の一部および各種「パートナー」は、私が……会議へ「参加しない」ことを望んでいると知らされました。合意に達するには、それもひとつの手かもしれないと首相も考えた。そのため私は本日、財務省を去ることにしました」と記しました。バルファキスが、辞任について詳しくかたります。