政府サイトのデータ消滅をインターネット・アーカイブが救う―Part 2

2025/2/28(Fri)
Video No.: 
5
11分


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第二次トランプ政権の発足以来、政府系サイトから何千ページもの情報が削除されています。特に、多様性促進の政策やLGBTQの権利、ヘイトクライム対策、ワクチンや公衆衛生、環境政策に関するもの、その他さまざまな科学研究のデータや論文が中心です。公共の情報が大量に消されていく中、それと競争するように「インターネット・アーカイブ」が削除されたリソースのコピーを保存しようと奮闘しています。

インターネット・アーカイブはサンフランシスコを拠点とする非営利団体で、インターネット上の情報が失われやすい一時的な性格を持つことに着目し、改ざんや削除によって永久に失われかねないページを保存するオンライン上のデジタル図書館です。情報をため込むだけでなく、その情報を誰でも簡単に使えるように、さまざまなページをスナップショットの形で保存したり、検索したりできるツールがウエイバックマシン(Wayback Machine)です。

ウェブサイト保存の活動は1980年代から始まっていますが、様々な取り組みのひとつとして、2004年に「エンド・オブ・ターム」プロジェクト」を始め、大統領の任期が満了するたびに連邦政府のウェブサイトの現状をアーカイブしてきました。新政権がオンライン・リソースの一部を見直すのは普通のことですが、トランプ政権が実行する破棄のスピードは衝撃的です。Wayback Machineディレクターのマーク・グラハム(Mark Graham)へのインタビューの後半です(冒頭から11分まで)。

 

*マーク・グラハム(Mark Graham) インターネットアーカイブが運営する Wayback Machine の統括者

Credits: 

字幕翻訳: 関口舞 (津田塾大学 学芸学部 英語英文学科4年 受賞時)

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