米 国防総省担当者は16日、アルカイダとその関連組織との戦争はあと20年続く可能性があると予測しました。この発言は、2001年9月11日の同時多発テロの数日後に議会で制定された軍事力行使権限付与法(AUMF)の見直しのために開かれた上院公聴会で出たものです。この公聴会で国防総省担当者は、AUMFが大統領にシリアやイエメン、コンゴを含む世界のどこででも期限を切らない戦争を遂行できる権限を与えていると主張しました。「これは私が出席して以来最も驚くべき、呆れるほど不快な公聴会だ」とメイン州選出の独立系上院議員アンガス・キングが発言しています。「あなたたちは今日いまこの場で憲法を書き換えたと同じことをしたんですよ」。16日の上院公聴会の模様とともに、新たなベストセラー Dirty Wars : The World Is a Battlefield(『汚い戦争:世界は戦場だ』)の著者ジェレミー・スケイヒルへの最近のインタビューを放送します。