米民主党は、トランプ大統領の一般教書演説への返答演説を、ジョージア州知事候補だったステイシー・エイブラムスに依頼しました。今回の演説は政府閉鎖の影響で延期され2月5日に行われます。エイブラムスは公職につかない人物として、そしてアフリカ系米国人女性として、初めて一般教書演説への返答演説を行います。エイブラムスは2018年のジョージア州知事選で投票妨害をしていると広く非難された州務長官ブライアン・ケンプに僅差で敗れた後、投票権保護活動組織「フェア・ファイト・アクション」(Fair Fight Action)を創設しました。この知事選でエイブラムスは11月半ばまで敗北を認めることを拒み、フェア・ファイト・アクションは現在、同州の選挙管理委員を中間選挙の管理が不適切であったとして訴えています。先日、ロサンゼルスで「人種差別の痛みからの回復の日」(National Day of Racial Healing)イベントに出席するエイブラムスに話を聞きました。「私たちの責任は投票日後にも続きます。選挙が終わった瞬間、当選した人たち(私たちと異なる価値観を持つ人々)は精力的に働きはじめます。私たちは彼らよりもっと多くの力を集結して働かなくてはなりません」