デイリーニュース

  • NFL選手の妻が語る:脅された妻たちは家庭内暴力に対する「沈黙のおきて」に従った

    ナショナルフットボールリーグ(NFL)が家庭内暴力にいかに対処したかをめぐり、NFLのコミッショナー、ロジャー・グッデルの辞任を求める声が高まっています。2014年になってから9月までに、少なくとも4人の選手が妻やパートナーを殴ったことで逮捕されており、中でもボルチモア・レイブンズのランニングバッグ選手レイ・ライスの事件はよく知られています。NFLの元選手ワリー・ウィリアムズの妻、デワン・スミス=ウィリアムズから話を聞きます。彼女がNFLに助けを求めたとき、彼女は無視され、黙っているようにと言われました。「正に沈黙のおきてでした。言ってはいけなかった、それについて話していけなかった」と、スミス=ウィリアムズは言います。「家庭内暴力が話題になると、、いつも、ジャネイ・ライスに現在起こっていることへの注目から始まりますが、たくさんの女性たちに対して、肉体的暴力、言論の暴力が振るわれました。家庭内暴力は今この時も起きているんですよ」。

    dailynews date: 
    2014/9/16(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 「沈黙させられることはない」:学生らがコロンビア大学での強姦を非難 大学は責務怠慢で調査を受ける 

    ニューヨーク市のコロンビア大学で9月12日、数百人の学生たちがマットレスを抱え、被害者が毎日背負わなければならない感情的負担を表す「重荷を背負う」と唱えながら、抗議行動を行いました。中には、コロンビア大学が性的暴行を官僚主義的に扱ったことによって受けた痛手を象徴するために、口を赤いテープで塞いでいる学生もいました。9月初め、コロンビア大学4年生のエマ・サルコウィッチは、自分を強姦した犯人が退学させられるか自主退学するまで、大学構内のどこ行くときでも大学寮の部屋のマットレスを運んでいくことを宣言しました。9月12日の抗議行動の抜粋を放送し、サルコウィッチと、同級生でコロンビア大学4年生のゾエ・リドルフィ=スターに話を聞きます。彼女も2012年にコロンビア大学で性的暴行を受けました。彼女はコロンビア大学の性的暴行への対応について連邦機関に提出された苦情の筆頭申立人です。

    dailynews date: 
    2014/9/16(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 被害者の重荷:強姦容疑者が退学するまで校内をマットレスを持って動き回るコロンビア大学生

    同級生によって大学構内で強姦されたと主張するコロンビア大学の4年生が、異例の抗議行動を始めました。エマ・サルコウィッチは、自分をレイプした犯人が退学させられるか自主退学するまで、大学構内のどこ行くときでも大学寮の部屋のマットレスを運んでいくことを宣言しました。サルコウィッチは2012年8月に自分の寮の部屋で強姦されたと言います。それは始まりにすぎませんでした。彼女が強姦をコロンビア大学に報告すると、彼女は懲罰委員会に出席し、彼女が暴行を受けた際の苦痛をともなう行為が物理的に可能なのかについて、大学職員に説明することを強要されました。委員会はその後、レイプ容疑者に責任はないと判断しました。2人の他の学生も同じ容疑者を性的暴行で訴えましたが、彼は大学に通い続けています。サルコウィッチから話を聞きます。

    dailynews date: 
    2014/9/16(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 過小評価と無視の結果 エボラ感染拡大は空前の世界的動員が必要に

    世界保健機関(WHO)は西アフリカで新たなエボラ感染者数が難民救助を行う職員が対応できる以上の速さで急増していると警告しています。WHOは、これから数週間のうちに数千人がウィルスに感染する恐れがあり、発生を抑制するためにさらに多くの医療従事者が緊急で必要となっているとしてしています。現在までに、エボラは、およそ2400人の命を奪い、リベリア、シエラレオネ、ギニアに被害をもたらし続けています。1976年にウィルスが発見されて以来、過去最悪の発生です。一方シエラレオネでは医師がエボラに感染し、国外搬送と治療の取り組みが行われていましたが、死亡しました。同国でのエボラ感染による医師の死亡は4人目です。医療従事者がすでに不足している貧困国にとって、医師を亡くすことは大きな痛手です。エボラ流行が発生してから、約144人の医療従事者がエボラ感染者の治療中に死亡しました。ピュリッツァー賞受賞経験のある記者で米外交問題評議会のグローバル・ヘルス上級研究員であるローリー・ギャレットに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2014/9/15(Mon)
    記事番号: 
    3
  • 主戦論者にお金を払うのは誰か? 軍事行為を支持するテレビ出演者の利害相反が明らかに

    報道メディアで戦争の激情をあおっていた多くのテレビ出演者が、国防総省の受託業者とつながっていたことが新たな報告書で明らかにされました。リー・ファンはネイション誌で、退役将軍のジャック・キーンやアンソニー・ジンニ、米国国土安全保障省の元職員のフランシス・タウンセンドを始めとするテレビ解説者が、どのようにしてテレビに最近出てきたのかや、彼らの軍事受託業者との関係が公開されなかったことについて詳述しています。「(コメンテーターの多くは)世界最大規模の軍事請負業者などの雇われ責任者や顧問として、自らこの業界に加わっている」とファンは書いています。例えばキーンは、旧ブラックウォーターとして知られる請負業者アカデミの特別顧問であり、軍需大手ジェネラル・ダイナミクスの取締役の1人です。また彼は、防衛関係の請負業者と業務関係のある投資会社、SCPパートナーの「ベンチャー・パートナー」でもあります。

    dailynews date: 
    2014/9/15(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 「イスラム国」危機に外交的解決はあるのか 米国には支援や武器禁輸、敵対者との交渉の選択肢も

    「イスラム国」の戦闘員と戦うための国際会議がフランスで開かれ、米国主導の連合国から約30か国が参加しました。オバマ政権は、複数のアラブ連盟加盟国がイラクとシリアへの空爆に同意したとしていますが、継続的な軍事行動はすぐには起こらないと述べています。すでにオバマ大統領は、米軍空爆のシリアへの拡大に関し、米国議会の承認を得る必要はないと断言しています。オバマ政権は12日、2001年の対テロ戦争の決議と2002年のイラク戦争の承認によって、イスラム国に対する攻撃への法的権限を持っていると主張しました。ホワイトハウスは、オバマ大統領が過去にこれらの戦争承認措置の撤廃を呼びかけていたにもかかわらず、この主張を発表しました。13日、イスラム国メンバーの1人が英国籍の援助活動従事者のデイビット・ヘインズの首を斬る動画をインターネットで公開、1か月の間にイスラム国によって首を斬られた欧米人の人質は3人となりました。イスラム国は動画の中で、拘束中の別の英国人援助活動家のアラン・ヘニングを殺害すると脅しています。シンクタンク「政策研究所(Institute for Policy Studies)」研究員のフィリス・ベニスに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2014/9/15(Mon)
    記事番号: 
    1
  • イスラエルの元兵士が証言 ガザの「シェジャイヤの虐殺秘話」  

    7月20日、少なくとも90人のパレスチナj人と13人のイスラエル兵士が、ガザ市のシェジャイヤ地区で殺害されました。数日後、元イスラエル兵士エラン・エフラティは、この虐殺の詳細を知るイスラエル兵士にインタビューしその内容を公開した後、イスラエル当局に逮捕されました。本日は、23歳のパレスチナ人サーレム・ハリール・シャマリーの殺害についてエフラティが知ったことを語ります。エフラティはInternational Solidairty Movement (国際連帯運動)の活動家で、虐殺が行われている最中に、非武装のパレスチナ民間人が殺害されているビデオを録画し、それをYouTubeで公開しました。後にシャマリーの家族が身元を特定しました。シャマリーはスナイパーに撃たれたらしく、負傷して地面に横たわっていましたが、起き上がろうとした時、さらに2発の銃弾が撃ち込まれ、彼は動かなくなりました。エフラティは、その殺害を目撃した3人のイスラエル兵士をインタビューましたが、イスラエル国防軍内の情報源によれば、この兵士たちは仲間の兵士の死への「報復」と「処罰」のため、わざと民間人を標的にしていたということです。エフラティは元イスラエルの戦闘兵士で、現在は占領反対の活動家で捜査リサーチャーです。

    dailynews date: 
    2014/9/12(Fri)
    記事番号: 
    3
  • 処刑されたジェームス・フォーリーの2012年のインタビューをハスケル・ウェクスラー監督が公開

    オバマ大統領は10日夜の演説で、米軍のイラクでの戦闘拡大とシリア国内の「イスラム国」を標的にした空爆の必要性を訴えるに際し、「イスラム国」により斬首された2人の米国人ジャーナリスト、ジェームス・フォーリーとスティーブン・ソトロフについて言及しました。今日はアカデミー賞受賞の映画監督ハスケル・ウェクスラ―に話を聞きます。ウェクスラ―監督は2012年、シカゴでのNATO首脳会議への抗議についてのドキュメンタリーを作る際、ジェームス・フォーリーと一緒に仕事をしました。「大統領がイスラム国を弱体化させ破壊しようとする軍事政策を遂行するために、フォーリーともう一人のジャーナリストの名前を使うのは、ジェームス・フォーリーに対する侮辱であり、多くのアメリカ人の知性に対する侮辱である」とウェクスラ―は今週書いています。本日はウェクスラ―と共に、彼が行ったインタビューに登場するジェームス・フォーリー自身の言葉をビデオでお送りします。

    dailynews date: 
    2014/9/12(Fri)
    記事番号: 
    2
  • 「狂気の沙汰」 コードピンクのメディア・ベンジャミンが語る シリア爆撃とイラク攻撃の拡大

    米国防省は、イラク北部のクルド人地域から空爆任務を帯びた飛行を開始すると発表しました。これは「イスラム国」の過激派に対する米国主導の軍事作戦の一環として行われるものです。しかし米国のシリアへの空爆はいつ始まるのか、いまだに定かではありません。マクラッチー誌によると、シリア戦略について多くの問題が解決していないため、オバマ大統領は米中央軍に対しシリアでの戦闘活動の開始の指示をまだ出していません。本日は、オバマ大統領のイラクでの軍事活動の拡大とシリア爆撃について、コード・ピンクの創設者である米国の代表的な平和活動家メディア・ベンジャミンに話を聞きます。コード・ピンクは女性を中心とする平和と社会正義活動グループで、オバマ大統領が10日に演説した際には、ホワイトハウスの外で抗議活動をしました。彼女はDrone Warfare: Killing by Remote Control (『無人機の戦争 リモートコントロールによる殺害』)の著者です。

    dailynews date: 
    2014/9/12(Fri)
    記事番号: 
    1
  • マーティン・ルーサー・キングならどうする? 米のシリア空爆開始に タビス・スマイリーがキング師の反戦思想を語る

    マーティン・ルーサー・キングならどうする? 米国のシリア空爆計画をめぐる議論が展開する中、米国の対外政策と、ベトナム戦争を激しく批判し、自国政府を「現代における、世界最大の暴力提供者」と呼ぶようになった、キング師の晩年を見ていきます。公共テレビとラジオのアンカー、タビス・スマイリーは、新著Death of a King: The Real Story of Dr. Martin Luther King Jr.’s Final Year(『キングの死:晩年のマーティン・ルーサー・キングの真実の物語』)を執筆しました。

    dailynews date: 
    2014/9/11(Thu)
    記事番号: 
    2

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