デイリーニュース

  • イスラエルで拡大する格差に数千人が抗議 しかし占領問題やパレスチナ人の権利は盛り込まれず

    イスラエルでは生活費の高騰や収入格差の拡大への抗議行動が全国的に行われています。イスラエル全土で40以上もの野営地を設営し、12万人もの人々がそこに集まって税金の低減や教育の提供および住宅供給の機会増加を訴えています。エルサレムでは15000人ほどがベンジャミン・ネタニヤフ首相公邸前に集まりました。テルアビブに飛んでディミ・ライダーに話を聞きます。彼はイスラエル人ジャーナリストで972マガジン誌の共同編集人です。「イスラエルで起きていることはまさに革命と呼んでもいいものです」とライダーは言います。「左翼も右翼もパレスチナ系イスラエル人もユダヤ系イスラエル人もウルトラオーソドックスと呼ばれる超保守派ユダヤ教正統派もLGBT(性的少数者)活動家もみんないっしょになって共通するある問題に関して抗議をしています……。そしてその問題提起には占領問題への抗議が抜けています。でも、それはある意味、組織委員会の戦略的な選択なのです。」

    dailynews date: 
    2011/8/3(Wed)
    記事番号: 
    4
  • シリア軍がハマで市民を攻撃 国連安保理は非難決議でもたつく

    抵抗をやめないハマの市中心部に向けてシリア軍が進攻しています。すでに推計140人の市民が殺害されたとされる攻撃は今も続いています。住民たちは3日朝にいくつか爆発が起き、同市内に戦車の車列が入っていくのを見たと言っています。米統合参謀本部議長のマイク・マレン司令官は2日、シリアの暴力が直ちに終息することを求めましたが、そのための米国の直接関与はないだろうと述べました。国連安全保障理事会も2日にこの危機を協議しましたが、合意には至りませんでした。外国メディアや監視団はシリアから排除されています。ヒューマンライツ・ウォッチのシリア・レバノン上級調査員で、ベイルートを拠点として活動しているナディム・フーリーに話を聞きましょう。「いまは安保理の強力な決議が必要な段階です」とフーリーは言います。「(しかし)軍事的な支援が欲しいとは思っていません。シリアの人たちはいかなる形でも軍事的介入を見たいとは思っていないのです。それは状況を悪化させるだけだと思っています」。その代わり、フーリーはシリアに独立監視団とジャーナリスト、国連の事実調査委員会の受け入れを求めています。

    dailynews date: 
    2011/8/3(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 経済学者ディーン・ベイカー 赤字「スーパー委員会」からの「とんでもない愚策か物別れ」を予測

    オバマ大統領は財政赤字に関する合意を「重要な最初のステップ」として歓迎し、包括的な赤字削減計画を立てるよう、民主・共和両党に協働を求めました。この合意には富裕層からの新しい税収入も停滞する経済への追加刺激策も含まれていませんが、1.5兆ドルの赤字削減策を探るため、議員12人から成る共同委員会の創設が規定されています。この委員会は45日以内に最初の会議を行うと定められているため、凄まじいロビー活動が始まるだろうことが予想されます。詳細について、この計画に反対票を投じたメリーランド州選出の民主党下院議員ドナ・エドワーズと、経済・政策リサーチセンター(Center for Economic and Policy Research)の共同理事長で経済学者のディーン・ベイカーに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2011/8/3(Wed)
    記事番号: 
    2
  • ドナ・エドワーズ下院議員 債務上限引き上げ法に反対投票の理由 「将来に禍根を残す」

    オバマ大統領が米政府の債務上限を引き上げる法案に署名して同法は成立し、米国債の債務不履行(デフォルト)は期限当日になって回避されました。この2.1兆ドルの財政赤字削減案は2日、最後のハードルをクリアして上院で賛成74反対26で可決されました。民主党からは6人、共和党から19人が反対票を投じました。革新議員団と黒人議員団(Progressive Caucus and the Congressional Black Caucus)のメンバーは国内支出が大幅に削減されたことや富裕層への増税が含まれていないことを理由にこの案に反対しました。メリーランド州選出の民主党下院議員ドナ・エドワーズも反対票を投じた1人です。彼女は自身の失望をツイッターで次のように表明しました。「百万億万長者からは何も取らず、法人税も逃げ道たくさん。犠牲になるのは貧困層中間層だけ? 痛みを分かち合う、バランスをとった? ホント?」。エドワーズ議員になぜ反対したのかを話してもらいます。

    dailynews date: 
    2011/8/3(Wed)
    記事番号: 
    1
  • ムバラク初公判を前に、エジプト軍がタハリール広場からデモ隊を強制排除

    断食月ラマダンが始まる中、エジプト軍はカイロのタハリール広場に戦車と軍隊を配備し、空に向けて発砲しています。民衆蜂起による前大統領ホスニ・ムバラク追放後の改革の遅れに抗議し、3週間にわたって広場を占拠している民主化要求デモの残りを追い払うためです。目撃者らによると、警備員は四方八方から突入し、テントや露店を破壊したうえで一部の抗議者を軍の拘置所に連れ去りました。一方、汚職と殺人罪を含むムバラクの初公判は、カイロの警察学校で8月3日に開かれる予定です。デモクラシー・ナウ!の通信員シャリフ・アブドゥル・クドゥースに、カイロから最新情報を聞きます。

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    2011/8/2(Tue)
    記事番号: 
    4
  • シリア人活動家ラザン・ザイトーネ:シリアの唯一の“テロ集団”は アサド政権

    シリアから、人権活動家で弁護士のラザン・ザイトーネに、同国で広がる民主化要求運動に対する政府による暴力的な弾圧の最新情報を聞きます。「何が起こっているか世界中に知ってもらいたい」とザイトーネは言います。「我々はみな、シリアの唯一のテロリスト集団は、現政権だけなのだという真実を知っています。現政権は4ヶ月以上にわたって自国民を殺害し続け、自由を求めているというだけで数千人もの人々を逮捕し続けているのです」。

    dailynews date: 
    2011/8/2(Tue)
    記事番号: 
    3
  • ラマダンが始まる中、アサド政権がシリアのデモ隊への武力弾圧を強化

    イスラム教の断食月ラマダンが始まったばかりですが、シリアでの政府によるデモ隊への弾圧は新たな段階を迎えています。8月2日午前には、少なくとも6人が殺害され、過去2日間での死者は少なくとも150人となりました。攻撃は7月31日に中部の都市ハマで政府軍によって100人以上が殺害されたのに端を発し、8月1日にはシリア全土でさらに24人が死亡しました。シリアは外国人ジャーナリストのほとんどを締め出しており、実際に何が起こっているのかを確認することは難しい状態です。パリのアメリカン大学の中東学の準教授で、民主化研究のアラブネットワーク(Arab Network for the Study of Democracy)のコーディネーターであるジアド・マジェドから話を聞きます。

    dailynews date: 
    2011/8/2(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 債務上限論争の勝ち組は金融市場と国防総省

    数ヶ月にわたる党派間のこう着状態を経て、米下院は債務上限引き上げ法案を269対161で可決し、連邦政府のデフォルト(債務不履行)は回避されました。最終的には、共和党員は174人が賛成し、民主党員は賛成・反対がともに95票で同数でした。法案が可決したのは、米財務省の手元資金が底をつき、史上初のデフォルトに陥るわずか数時間前でした。法案は本日(8月2日)中に上院で承認され、オバマ大統領の署名をもって発効する予定です。法案の内容には、富俗層からの新たな税収や景気後退に対する追加刺激策は含まれず、国家債務の上限を引き上げる反面、今後10年間で2兆1000億ドル以上の歳出削減が盛り込まれています。この法案はまた、国防総省にとっての勝利であったともいえます。オバマ大統領が4月に提案した、2023年までの4000億ドルの国防予算削減は、2024年までに3500億ドルの削減へと修正され、国防総省が今後10年間で使えると見込んでいた額が500億ドル増えたことになります。国際政策センターの軍備安全保障イニシアティブ主任ウィリアム・ハ―トゥングと、ミズーリ大学カンザスシティ校の経済学教授マイケル・ハドソン氏に話を聞きます。

    dailynews date: 
    2011/8/2(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 伝説の英ロック歌手ビリー・ブラッグ:ノルウェーの事件、アクティビズム、新曲

    伝説の英国ロッカーでアクティビストのビリー・ブラッグを招いての特集をお届けします。ビリー・ブラッグは1970年代後半にロンドンでパンクバンドRiff Raffを結成し、ミュージシャンとしてのキャリアを開始しました。1984年に発表したアルバム『ブルーイング・アップ・ウィズ・ビリー・ブラッグ』には『イット・セイズ・ヒア』が所収されていましたが、この曲は、現在話題となっているニューズ・オブ・ザ・ワールドの電話盗聴事件にも通じる、政治とタブロイド紙への批判となっています。1998年から2000年のあいだに、ブラッグは2枚の有名なアルバム、『マーメイド・アベニュー1』と同『2』に参加しました。この2枚はフォークソングの歌手・作詞家・作曲家で、貧困と労働者階級について歌ったウディ・ガスリーを取り上げたアルバムです。ブラッグはガスリーの歌詞に曲をつけ、さらに同アルバムの制作に協力したWilcoと共に、アルバム所収曲の多くに参加しました。しかしブラッグを単にシンガーソングライターとしてのみ語ってしまうと、彼の不正義に関する発言や、多くの社会問題への取り組みを見逃してしまうことになります。1980年代には、英国労働組合の歴史上で最も大きな出来事の一つ、1984年のNational Union of Mineworkers(全国炭鉱労働組合)のストライキへの支援を呼びかけました。

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    2011/8/1(Mon)
    記事番号: 
    1
  • アリゾナ州の反移民法施行から1年 抗議者たちの裁判が始まる

    SB1070として知られるアリゾナ州の悪名高い反移民法の1部の施行から今日でちょうど1年です。同州フェニックスでは、同法案への抗議として昨年マリコパ郡刑務所の入り口を封鎖して逮捕された人たちの裁判が始まろうとしています。軽犯罪の市民的不服従の罪に問われる被告たちの中にはユニテリアンユニバーサリスト協会会長のピーター・モラレス牧師もいます。モラレス牧師は2009年にラテン系として初めて同協会の会長に選出されました。フェニックスからモラレス牧師に登場願い、なぜ逮捕されたのか、またラテン系居住区に一斉摘発を仕掛けたマリコパ郡保安官ジョー・アルパイオに対する忌憚のない批判などを語ってもらいます。「私は政治的行動としてこれに参加しているのではありません。これは信仰の表明なのです。私の信仰は、恩情と平等と民主主義を信じるすべての人々が自然に備えている言葉と尊厳の上に築かれています」とモラレスは言います。

    dailynews date: 
    2011/7/29(Fri)
    記事番号: 
    3

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