デイリーニュース

  • トレイボン・マーティン殺害事件 殺害者の証言に反証続出 故人への人格攻撃も

    17歳のトレイボン・マーティンがフロリダ州サンフォードで射殺されてから1カ月余りが経ちました。「正当防衛だった」という殺害者ジョージ・ジマーマンの主張には疑問が拡大していますが、いまだに彼は逮捕されていません。ジマーマンはマーティンを撃った後にケガをしているようには見えなかったと言う新しい目撃者が出てきました。また別の証人は、彼の証言をジマーマンの供述に合致するように変えるよう警察が圧力をかけたと公表しました。ジマーマンの家族は彼を擁護しようと表立って行動を始めましたが、その一方で白人優位主義者がトレイボン・マーティンのイメージを汚そうと彼のEメールやフェイスブックのアカウントをハッキングしたようです。トレイボン・マーティンの遺族の代理人を務める弁護士ナタリー・ジャクソンと話をします。メディアのインタビューを受け始めたジマーマンの親族に関し、「明らかに彼らは家族の一員を守ろうとしています。彼らには、その権利があると思います。でも、そうする過程でトレイボンの思い出を破壊するような権利はありません」とジャクソンは言います。

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    2012/3/30(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 失脚したモルディブのモハメド・ナシード大統領が失脚させられたクーデターと気候変動活動について語る

    2月にクーデターで失脚したモルディブのモハメド・ナシード大統領と、映画監督ジョン・シェンクにスタジオで話しを聞きます。シェンクはナシードが国のリーダーになるまでの道のりと彼の気候変動への取り組みを記録した新しいドキュメンタリー映画“The Island President”(「島の大統領」)を制作しました。初めて民主的に選出された大統領であるナシードが、彼が武力クーデーターと表現している事件で失脚して7週間経ちますが、インド洋の小さな国モルディブは依然として政治混乱のさなかになります。彼は上昇する海面から島しょ国を守るためのさらなる努力を世界に求めて、気候変動問題の指導者として国際的な名声を得ました。ナシードは、オバマ政権がクーデター政権を早々に承認した事実を「ショックで、非常に憂慮すべきことだ」と非難しています。ナシード大統領はまた「気候変動は現実問題であり起きていて、未来に起こるのではなく、今現在進行していることなのです。我々が主唱し、二酸化炭素排出削減についての国際的な合意が必要だと言うメッセージをいきわたらせる必要がある、そのことをわれわれが提唱しなくてはいけないと思います」と言い、環境活動に対する意気込みを論じています。

    dailynews date: 
    2012/3/29(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 自宅で射殺:ニューヨーク州ホワイトプレインズ市 医療緊急事態で呼び出された警官68歳の黒人の退役軍人を射殺

    トレイボン・マーティン事件が全米の注目を集めていますが、それに比べてあまり注目されていない、もうひとつのアフリカ系米国人男性の射殺事件を検証します。2011年11月ニューヨーク州ホワイトプレインズ市で、自宅にいた68歳のアフリカ系米国人の海兵隊退役軍人のケネス・チェンバレン・シニアを、彼の医療用警報ペンダントの誤作動に応答出動した警官が射殺しました。その警官たちはチェンバレンの玄関のドアを叩き壊し、チェンバレンを電気ショック銃で撃った後、射殺したのです。事件の顛末は、チェンバレンのアパートにある医療用警報器に録音されていました。チェンバレン家の弁護士の二人とチェンバレンの息子のケネス・チェンバレン・ジュニアに番組に加わってもらいます。ケネス・チェンバレン・ジュニアは海兵隊員としての父親の過去を警察官が茶化したことも含めて、父親の最後の瞬間を涙をこらえて語っています。「父の人生を何も考慮せず、警官が父をどのように見ていたか、朝になると毎日必ず起きたことを考えてしまうのです」とチェンバレン・ジュニアは言います。

    dailynews date: 
    2012/3/29(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 「瀬戸際のパキスタン」 アハメド・ラシッド 米国・パキスタン・アフガニスタンの危険な連携を語る

    米国とパキスタンの軍事高官が今日、イスラマバードで会談します。昨年11月にNATOの空爆によって24人のパキスタン兵士が死亡して以来初めての高官会談です。この会談の開催はオバマ大統領とパキスタンのユーセフ・ラザ・ギラニ首相の会談の翌日ということになります。この二国の関係は秘密裏に遂行されたオサマ・ビン・ラーデンの殺害作戦、無人機攻撃の増加、CIAの契約職員であるレイモンド・デイビスによる2人のパキスタン人の殺害、そして前出の昨年11月の空爆をめぐって悪化しきっています。ラホールを拠点とするベテランのパキスタン人ジャーナリストであるアハメド・ラシッドに、彼の新著、Pakistan on the Brink: The Future of America, Pakistan and Afghanistan(『瀬戸際のパキスタン: アメリカ、パキスタンそしてアフガニスタンの未来』)について語ってもらいます。

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    2012/3/28(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 運輸保安局による空港での全身スキャナーの使用中止を求める訴訟 安全性への懸念が高まる中

    米国議会は、空港での全身スキャナーについて「効果的な安全対策なのか、安全という名の見せ物なのか」と題した公聴会を開きました。独立機関の評価が出るまで全身スキャナーの使用差し止めを求める訴訟が起きています。今日はその核心である健康上の安全性の問題について議論します。運輸保安局(TSA)は今年1月の時点で全米165の空港に計640の全身ミリ波スキャナー及びX線後方散乱式スキャナーを設置しています。全身スキャン検査を拒否した者は、全身を普通以上に触られるボディ・チェックや、手を使ったマニュアル・チェックに直面します。「TSAは [健康への危険性] を問われると、いつも彼らが他の連邦機関と共同で手配した研究を資料として挙げてきて、独立した専門家に独自評価をさせることを拒否しています」と言うのはマーク・ロッテンバーグです。彼はTSAを訴えている電子プライバシー情報センター(Electronic Privacy Information Center)の事務局長です。「(スキャナーの)効果が認められないこと、プライバシーが侵害されること、そして真の独立した評価付けを当局が行っていないこと、これらすべての理由で我々はこの全身スキャンのプログラムを差し止める訴訟を起こしたのです」。この新型スキャナーに関して批判的な記事を書き続けているプロプブリカの記者マイケル・グラベルにも話を聞きます。

    dailynews date: 
    2012/3/28(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 医療保険業界の内部告発者ウェンデル・ポッター 最高裁が何と言おうが解決策はシングルペイヤー方式

    医療保険に加入しない国民に罰金を課すことが憲法違反となるかどうかの審議が最高裁で進行中です。今日は医療保険業界の内部告発者ウェンデル・ポッターに登場してもらいます。ポッターは世界的医療保険会社シグナ(CIGNA)とヒューマナ保険会社(Humana)の元広報担当で、Deadly Spin: An Insurance Company Insider Speaks Out On How Corporate PR is Killing Health Care and Deceiving Americans(『命取りのスピン:保険会社社員が告発 業界広報がいかに医療保険を潰しアメリカ人を騙してきたか』)の著者です。「私自身は最高裁がどう判断を下すかについてはあまり意見を持たないというか関心がないんです」とポッターは言います。「我々はいずれ、営利目的の保険会社を医療保険提供者から排除しなくてはならないし、営利企業が自国の医療保険制度を運営することを許していない他の先進諸国のようなシステムに変えていく必要があるのです」

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    2012/3/28(Wed)
    記事番号: 
    1
  • ジュディ・バリ再訪:新映画が明かす1990年カリフォルニアの環境活動家の自動車爆破に関するFBIの隠蔽工作

    1990年、伝説的なアース・ファースト!(Earth First!)の活動家ジュディ・バリが、製材業者たちによる老齢樹のアメリカスギ(セコイア)の皆伐を止めさせるデモに向かって運転している時に運転席の下のパイプ爆弾が爆発しました。バリはもう少しで命を落とすところでした。この事件の後、連邦捜査局(FBI)は、バリと同乗者のダリル・チャーニーを彼ら自身が爆弾を製造したとして逮捕しましたが、2人は後にFBIを訴え、損害賠償として400万ドルを勝ち取りました。しかし今日まで、「誰がジュディ・バリに爆弾を仕掛けたのか?」という疑問は残っています。これは、チャーニーによって制作された新しいドキュメンタリーのタイトルにもなっています。チャーニーに、バリの情熱的な活動と彼女に対する殺害脅迫の歴史について話を聞きます。バリは1997年に癌で亡くなりました。しかし、爆弾を仕掛けた人物のDNAが残っている可能性のある証拠をFBIに隠滅させないようにする対FBI訴訟は現在も続いています。

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    2012/3/27(Tue)
    記事番号: 
    3
  • アフガン虐殺の容疑者が問題の抗マラリア剤を摂取していたかどうか 米国防総省は沈黙

    陸軍2等軍曹のロバート・ベールズは17人のアフガニスタン人殺害で訴追されていますが、米国防総省が最近、精神病的行動を誘発することで問題視されている抗マラリア剤についての検証を始めたことを明らかにしたレポーターのマーク・ベンジャミンに話を聞きます。ラリアムとも呼ばれるメフロキンは、兵士らをマラリアから守るために使われますが、妄想や幻覚などの副作用があることでも知られています。メフロキンは、米軍下士官階級を含む多くの自殺や殺人に関係していると見られています。米陸軍は2009年、外傷性脳損傷を負った兵士には同剤を与えるべきではないと定めました。しかし2012年3月、ベールズによる銃乱射からわずか9日後に、陸軍は同剤の検証を早める緊急指令を出しました。「米軍は、外傷性脳損傷のような脳疾患のある人々にはこの薬を与えるべきではないと発表していました」と、ベンジャミンは言います。「しかし米軍は、こうした規則は戦場では守られておらず、脳疾患のような問題がある兵士の一部がこの薬をもらっていたことを発見したのです」。国防総省は、メフロキンの再調査と殺人の間には何の関係もないと述べていますが、ベールズがこの薬を与えられたかどうかについては肯定も否定もすることを拒否しました。ベンジャミンはハフィントン・ポストに対し、国防総省が当初は1月にメフロキンの検証を命じていたと報じています。

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    2012/3/27(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 医療保険をめぐる討論:画期的な審理、最高裁で始まる 法は医療危機を解決できるか?

    米最高裁判所は医療費負担適正化法(Affordable Care Act)が行き過ぎかどうかを審理していますが、番組では同法が解決策として十分なのかどうかについての討論をお届けします。今回の審理は、2010年に医療保険改革法成立に至るまでの、同法をめぐる議論の白熱した緊張を再燃させています。この法律を支持することは、すべての米国人のための健康保険拡大を支持することと同じと見なされがちですが、無保険の人々を助けるのにこの法律では十分ではないと主張し続けている人々もいます。「国民医療保険制度に賛成する医師たち」(Physicians for a National Health Program)の共同設立者のステファニー・ウールハンドラー医師と、マサチューセッツ州でミット・ロムニーの医療制度改革法と医療費負担適正化法の形成において重要な役割を果たしたジョン・マクドナー医師に話を聞きます。今回の新しい医療保険改革法は「自己負担金や保険免責額といったような保険でカバーされない部分の存在のために、実に数千万人の米国人が十分な保健サービスを受けられないままになります。病気によって破産する人は出続けるでしょう。そして、同法が医療コストを抑制することはないのです」とウールハンドラーは言います。「ですから、最高裁がどんな判決を出そうと、我々にはやはりシングルペイヤー制度が必要なのです」。

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    2012/3/27(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 元国家安全保障局職員トーマス・ドレイクとジェスリン・ラダック:オバマ政権、内部告発者の弾圧を語る

    国家安全保障局の誤った管理、無駄、憲法違反の可能性を内部告発し、当局に訴追されたトーマス・ドレイクに話を聞きます。 「守らなければならない秘密があるということについては、私は誰よりも先に認めるけれども、でも政府が不正行為や違法行為を行い、我 が国の安全を危険にさらしているときは、話が違います」とドレイクは語ります。元司法省報道官のマシュー・ミラーは、今になってこの件について「起訴したのは思慮がなく軽率」だったかもしれないと話しています。ドレイクは、禁錮35年の罪に問われましたが、軽犯罪を認めるという司法取引により彼の裁判は昨年2011年に結審しました。ドレイクの弁護士で自身もまた内部告発者のジェスリン・ラダックにも話を聞きます。彼女は最近、米国の主導的内部告発組織である「政府の説明責任プロジェクト(The Government Accountability Project)」で「国家安全保障と人権」部門の責任者をしています。彼女の新著のタイトルはTRAITOR: The Whistleblower and the "American Taliban"(『裏切り者:内部告発者と「アメリカのタリバン」』)です。

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    2012/3/26(Mon)
    記事番号: 
    2

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