国家安全保障局(NSA)がグーグルやマイクロソフト、アップル、ヤフー、フェイスブックなど主要インターネット企業9社の中央サーバーへのアクセス権を入手していました。暗号名PRISM(プリズム)というこの極秘プログラムは、英紙ガーディアンとワシントン・ポストが41ページに及ぶ上級情報分析官向けのトレーニング・プレゼンテーションのスライド数枚を入手して明るみに出ました。PRISMを通じてEメールやテキスト、オーディオ、ビデオ・チャット、写真、通信ログなどにアクセスする方法を説明したものです。グレン・グリーンウォルドは、「数億のアメリカ人、そして世界では数十億の人々が基本的に他の人との連絡をもっぱらインターネットに頼っています。いまや固定電話は何にしろほとんど使われない。なのでオンライン・チャットだとかソーシャルメディアのメッセージやEメールといえば、もう人間同士のコミュニケーションすべてをカバーしているといって過言ではありません」と言います。このニュースが発表されたのは、グリーンウォルドが6月5日付けの記事でNSAがベライゾンの顧客数百万人の通話履歴を収集していると報じた直後でした。「彼らの望みは、人が誰かと連絡を取り合うたびに、必ずそれを監視し、保存し、いつでもその記録にアクセスできるようにすることなのです」