イーロン・マスクからピーター・ティールまで トランプを取り巻く南アフリカ・ルーツのオリガルヒ
トランプ大統領が南アフリカを標的にしているのは、政権内の有力アドバイザーである世界一の金持ちイーロン・マスクと、その仲間の超リッチな金融テック業界の大物たちの影響があると言われています。今や米国のオリガルヒ(寡頭支配集団)といわれこの男たちは、かつてオンライン決済システム「ペイパル」の創業にかかわっており、「ペイパル・マフィア」として知られる強力なネットワークを築いています。
じつは彼らは全員「何らかの形で子供の頃にアパルトヘイト時代の南アフリカに暮らした」という共通項を持っています。ガーディアン紙で長年ヨハネスブルグ特派員を務めたジャーナリストのクリス・マグリールは、元ペイパル幹部4人の背景を挙げて、彼らの白人支配への憧憬やナチズムに肯定的な傾向を説明しています
• イーロン・マスク(Elon Musk) 南ア生まれで18歳までプレトリアの白人オンリーの男子校に通った
• ピーター・ティール(Peter Thiel)ドイツ生まれで南アや現ナミビアで育ち、親ナチ文化で名高いスワコプムントのドイツ人学校に通う
• デイビッド・サックス(David Sacks)ケープタウン生まれで、現在はトランプ政権のAI及びクリプト通貨の顧問
• ルーロフ・ボタ(Roelof Botha)アパルトヘイト時代の南アの外務大臣の孫
*クリス・マグリール(Chris McGrea) ガーディアン紙でヨハネスブルグ特派員を長年務め、アパルトヘイトの最後の時期を観察したジャーナリスト。最近、ガーディアン紙に2本の記事、"What does Elon Musk believe?" (イーロン・マスクの信念は?」と "How the roots of the 'PayPal mafia' extend to apartheid South Africa"(「ペイパルマフィアのルーツは南アフリカのアパルトヘイトに」)で注目された。
字幕翻訳:岩井琴美 黒木美帆 ( 関西大学外国語学部外国語学科3年 受賞当時)
学生字幕コンテスト2025 課題2の最優秀作品です