大統領候補のミット・ロムニーが、来週のスーパー・チューズデーの予備選挙を前に選挙活動を行いました。そこで彼の提案した税制で得する者と損する者を見てみましょう。ロムニーはすべての米国人に減税を公約しましたが、彼の政策で恩恵を受ける大部分は富裕層で、1億2500万人の最貧困層には逆に増税になることが税制センターの最近の分析で分かりました。「すべての共和党員には基本的に同じ戦略があります。すでに富む人々の税金は軽減し、貧困層、特に貧困から這い上がろうと苦労している貧しい人々からは優遇措置を取り上げ、中産階級の勤労者への優遇措置は制限することです」とロイター通信に税問題について記事を書くピュリッツァー賞受賞のジャーナリスト、デビッド・ケイ・ジョンストンは言います。ケイ・ジョンストンはFree Lunch: How the Wealthiest Americans Enrich Themselves at Government Expense (and Stick You With the Bill)(『フリーランチ:政府の経費で稼ぐ金持ちアメリカ人(税金を払うのはそこのあなた)』))の著者です。