アメリカ自由人権協会(ACLU)の新調査により、全米で3200人以上が、暴力を伴わない犯罪で仮釈放無しの終身刑に服しているというショッキングな事実が発覚しました。この囚人のうち、80%は麻薬関連の犯罪で有罪となり服役中です。65%はアフリカ系アメリカ人、18%は白人、16%はラティーノ。これを根拠にACLUは「極端な人種的格差」を指摘します。終身刑にいたった犯罪の中には、トラックからガソリンを窃盗、万引き、クラック用パイプの所有、マリファナを10ドルで販売、盗難小切手の現金化未遂などが含まれます。人権リサーチャーでACLUの新報告書 A Living Death: Life Without Parole for Nonviolent Offenses. (『生き地獄:非暴力的犯罪で保釈無しの終身刑』)の著者、ジェニファー・ターナーに話を聞きます。