イーロン・マスクからピーター・ティールまで トランプを取り巻く南アフリカ・ルーツのオリガルヒ
2025/2/10(Mon)
記事番号:
3

【25/02/10/3】トランプ大統領が南アフリカを標的にしているのは、政権内の有力アドバイザーである世界一の金持ちイーロン・マスクと、その仲間の超リッチな金融テック業界の大物たちが全員、「何らかの形で子供の頃に南アフリカで育った」ことと結びついています。今や米国のオリガルヒ(寡頭支配集団)といわれるこの男たちは、ペイパル創業に関わったことから「ペイパルマフィア」として知られています。
こう説明するのはクリス・マグリール記者、ガーディアン紙の元南アフリカ特派員です。マグリール記者は、イーロン・マスクの家族がアパルトヘイトやネオナチを支持していた履歴について語り、それが根っこにあるため、彼は右派的な政治理念に傾倒し、南アフリカの白人は 「アパルトヘイト廃止の犠牲者 」であり「白人大量虐殺 」の危機が迫っていると信じているようだと指摘します。
