デイリーニュース

  • シーク教寺院の襲撃犯ウェード・マイケル・ページを知る学者 「ネオナチの兵士たちとミュージシャンらが彼の憎しみを形成した」

    数年前、ネブラスカ大学教授のピート・シミは心理作戦担当の軍隊に勤務していたホワイト・パワー主義のミュージシャンに会い、インタビューを行いました。8月5日、ウィスコンシンのシーク教寺院を襲撃して6人の信者を殺害したウェイド・マイケル・ページがまさにその人物でした。自らの手による銃撃で死亡したページは、ネオナチ音楽シーンに長年関わってきた退役軍人でした。米軍の新聞、スター・アンド・ストライプス紙は、ページは軍隊に在籍中、白人至上主義に没頭し、兵士としての任務中に人種差別的な意見をとうとうと弁じていたと報道しています。ページの政治観、ホワイト・パワー・ミュージックシーン、軍隊時代のページについてシミに話を聞きます。「ページは在役中に、白人至上主義グループに既に関わっていた現役の軍人を通じて、ネオナチの信念に共鳴し始めました」とシミは言います。「私が彼に会った頃には、彼は、ホワイト・パワー・ミュージック シーンに関わることで、より大きな白人至上主義運動に貢献することができるという目的意識を感じていました。そして、実際ホワイト・パワー・ミュージック シーンはそのような役割を果たしています。」

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    2012/8/9(Thu)
    記事番号: 
    1
  • テキサス州 IQ61の男性を処刑 州政府はスタインベックの小説を引用して判決を正当化

    昨晩、テキサス州は54歳の死刑囚マービン・ウィルソンを処刑しました。ウィルソンには知的障がいがあり、大人になっても親指しゃぶりをやめなかったとという証言は無視される形になりました。彼の弁護士は、ウィルソンのIQテストの結果は61で、責任能力の基準値を9ポイント下回るため、そのテスト結果を考慮すれば、知的障害者の処刑を禁ずる2002年の最高裁の判決に基づき、死刑を免れるべきだ主張しました。ウィルソンは単独の薬を使用した薬物注射により、テキサスで死刑執行された2人目の死刑囚です。デモクラシー・ナウ!のプロデューサー、ルネ・フェルツに話を聞きます。フェルツはテキサスに重点を置き、長いあいだ死刑について取材し、同州で今も行われている発育障害のある囚人の処刑について取り上げてきました。フェルツは有名な作家ジョン・スタインベックの息子がテキサス州を非難する声明を読み上げました。声明はテキサス州がステインベックの小説『二十日鼠と人間』の登場人物レニー・スモールを、知的障がいをもつ被告が死刑に処せられるべきか否かを判断する基準として使っていることを厳しく非難しています。

    dailynews date: 
    2012/8/8(Wed)
    記事番号: 
    3
  • カリフォルニア州リッチモンドのシェブロン石油精製所火事 900人以上が病院で手当を受ける

    カリフォルニア州リッチモンドのシェブロン石油精製所の大火事で、900名以上の住民が病院で手当てを受けました。8月6日、一連の爆発から激しい火事となり、煙が噴出したことで、数万人に上る付近の住民は窓もドアも閉めたまま自宅で待機するよう指示されました。現在は沈静化したとシェブロンは発表しています。リッチモンド市長で緑の党所属のゲイル・マクラグリンに話を聞きます。マクラグリンは火事の原因を徹底的に捜査すると言います。「この地域には、長い間シェブロンと戦ってきたコミュニティがあります。私は彼らの代表であることを誇りに思います」。リッチモンドで環境正義を求めるグループ「より良き環境を求めるコミュニティ(Communities for a Better Environment)」を組織するアンドレ・ソトにも話を聞きます。同会は、シェブロンの環境影響報告書の内容に関して同社を訴えたことがあります。「シェブロン側は話し合いの席に着くことも拒否し、課税が正当であるか、コミュニティーの環境保護が行き届いているか、環境正義など、広範囲の問題についてもコミュニティと誠意を持って協議することを拒否しました」とソトは言います。

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    2012/8/8(Wed)
    記事番号: 
    2
  • DREAM法活動家 若者の拘留実態を明かすためにフロリダの移民勾留センターへ潜入

    オバマ政権の新しい政策では、米国に連れてこられた時点で16歳未満の子供であった約130万人近くの在留資格の無い移民(undocumented immigrants)の国外退去処分を阻止することができます。このプログラムが有効となる
    2012年8月15日以降は、30歳以下の学生で一定の条件を満たせば、国外退去処分に対して2年間の猶予を与えられます。DREAM法(The Development , Relief and Education for Alien Minors Act=外国人若年層開発・救済・教育法)の活動家マルコ・サーベドラに話を聞きます。サーべドラはフロリダの勾留施設に潜入し、同施設に拘留中の移民の解放を求める運動を起こしたことで先週末、再度逮捕されました。ニューヨーク移民連合(New York Immigration Coalition)のトレーニング・ディレクター、トム・シーにもこのプログラム「幼年期入国者への留保措置(Deferred Action for Chilhood Arrivals)」の影響について話を聞きます。

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    2012/8/8(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 最高裁判決を無視し、テキサス州が知的障害者の死刑執行へ

    2002年に連邦最高裁判所が知的障害者の死刑の禁止を決定したにもかかわらず、テキサス州は8月7日夜、死刑囚マービン・ウィルソンの死刑を執行しようとしています。ウィルソンは1992年に、ジェリー・ウィリアムズを喧嘩中に殺害したとして有罪判決を受けました。彼のIQはわずか61で、これは精神に障害があり死刑には不適格であることを証明する基準値の70をはるかに下回っています。しかし、テキサス州はIQテストの実施に問題があったと主張し、連邦控訴裁判所は同州の決定を覆すことを拒否しました。過去6年に渡りウィルソンの控訴のためにほぼ無償で取り組んできた弁護士のリー・コバースキーと、死刑制度について市民を啓蒙する非営利団体である「死刑情報センター」(the Death Penalty Information Center)の代表リチャード・ディーターから話を聞きます。

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    2012/8/7(Tue)
    記事番号: 
    3
  • シーク教コミュニティの活動家シムラン・ジート・シング:ウィスコンシンの乱射に対し「私は恐怖の中で生きることを拒む」

    ウィスコンシンの寺院で射殺されたシーク教信者を追悼する葬儀が開かれています。番組では、シーク教コミュニティの活動家でコロンビア大学の宗教学の博士課程在籍のシムラン・ジート・シングに話を聞きます。彼は8月5日の乱射事件を受けて、" As A Sikh-American I Refuse To Live In Fear And Negativity "「シーク教徒の米国人として、私は恐怖と否定の中で生きることを拒む」と題する意見を投稿しました。その中でシングはこう書いています、「何が暴力のきっかけになったのかを理解することは重要ですが、そのことがその暴力への我々の反応を決める思考に影響を与えるべきではありません。我々は愛と慈悲を持って対し続けることによって、米国とシーク教徒の伝統を継承すべきです。皆で手を取り合って立ち上がり、ウィスコンシンでの悲劇を我々の国のための転機へと変えましょう。」シーク教寺院の乱射を取材したミルウォーキー・ジャーナル・センチネル紙のドン・ウォーカー記者にも話を聞きます。

    dailynews date: 
    2012/8/7(Tue)
    記事番号: 
    2
  • ネオナチの狂気:シーク教寺院銃乱射の犯人は元陸軍の心理作戦担当で白人至上主義のミュージシャン

    ウィスコンシン州オーククリークのシーク教寺院で6人の信者を射殺し、3人に重傷を負わせた後、警察に射殺された男の素性についてさらなる詳細が明らかになりました。犯人のウェイド・マイケル・ぺージは40歳の白人の元陸軍軍人で、白人至上主義者集団と関係があり、極右ロックバンドのメンバーでした。ページの見解を追跡していた南部貧困法律センター(SOLC)は、彼のことを「人種差別主義で白人至上主義バンドのリーダーを務めてきた、怒りを宿したネオナチ」と表現しました。ページは陸軍では心理作戦対応部隊で働き、フォートブリス空軍基地とフォートブラッグ空軍基地に配属されていました。SOLCのマーク・ポトックと、ミルウォーキー・ジャーナル・センチネル紙のためにシーク教寺院の乱射を取材したドン・ウォーカー記者に話を聞きます。

    dailynews date: 
    2012/8/7(Tue)
    記事番号: 
    1
  •  バージニア工科大学銃乱射事件の生存者コリン・ゴッダード:「次の惨劇を防ぐため、追悼の次に銃規制を」

     ウィスコンシン州警察はシーク教寺院銃乱射事件の容疑者を元米軍兵士のウェイド・マイケル・ページと特定しました。AP通信によると、ページは1992年4月に入隊、1998年10月に非名誉除隊をしています。ウィスコンシン州での銃乱射事件は12人の死者、58人の負傷者を出したコロラド州オーロラ市銃乱射事件からわずか2週間後に起きました。本日は、2007年に起きたバージニア工科大学銃乱射事件の生存者で、現在は銃暴力を防ぐブレイディ・キャンペーンに参加するコリン・ゴッダードと、ウィスコンシン州に拠点を置くネイション誌のジョン・ニコラスに、米国の銃規制の現状について話を聞きます。「私たちは同じ会話を何度も交わし続けることはできません。銃乱射事件が起きると同情し、お互いの顔を見て『こんな事があっていいんだろうか』と語り合い、それ以上、何もしない。今こそ銃問題に対策を講じる時であり、国民はそれを理解しつつあります」とゴッダードは語ります。

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    2012/8/6(Mon)
    記事番号: 
    4
  •  ウィスコンシン州シーク教寺院銃乱射事件 9.11後に攻撃されるシーク教コミュニティ

    2001年9月11日の米同時多発テロ後、シーク教のアメリカ人はイスラム教やアラブ系アメリカ人と同様の差別を多く受けてきました。目立つ見た目が原因となり、彼らは暴力と嫌がらせの矢面に立たされています。敬けんなシーク教徒は髪を切らず、多くの男性信者はターバンを巻き、髭を剃りません。シーク教徒の米国人に対する脅迫が多発していることを受け、今年4月、ニューヨーク州選出の民主党下院議員ジョセフ・クローリーは、シーク教を信仰するアメリカ人をターゲットにした憎悪犯罪のデータをFBIに収集するように求める書簡を、エリック・ホルダー司法長官に送りました。本日は、デモクラシー・ナウ!とフリースピーチラジオニュースの特派員のジャイサル・ヌーアに話を聞くと共に、9.11後に起きたシーク教徒を狙った憎悪犯罪に関して2011年に彼が制作したレポートを再放送します。

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    2012/8/6(Mon)
    記事番号: 
    3
  • シーク教寺院銃乱射事件、ウィスコンシン州と全米に深く根付いたシーク教徒社会に巻き起こる不安

     オークリッジの大量殺人事件により安心感がゆらいだとシーク教徒の多くは語ります。シーク教は2500万人以上の信者を持つ世界で5番目に大きな宗教で、そのうち50万人が米国に在住しています。本日は、この銃乱射事件について「寺院で銃乱射、アメリカ創設の信念への試練」という記事を書いたネイション誌政治記者のジョン・ニコルズをウィスコンシン州から迎え、ワシントンD.C.に拠点を置くシーク教連盟の法律・政策責任者ラジュディープ・シンに話を聞きます。「知っている人は少ないですが、シーク教徒はアメリカに1世紀以上も前から存在しています。残念ながら皮肉なことに、私たちは未だに憎悪犯罪やその他の差別といった形で、生存に関わる問題に直面しています」とシンは語ります。

    dailynews date: 
    2012/8/6(Mon)
    記事番号: 
    2

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