起訴された米国家安全保障局漏えい者リアリティ・ウィナーの母:娘はミランダ警告を読み上げられていない

2018/3/2(Fri)
記事番号: 
1

米国諜報機関の仕事を請け負う会社に契約社員として勤務していたリアリティー・リー・ウィナーが2月27日(火)、ジョージア州オーガスタの裁判所に出廷しました。彼女の弁護士は、彼女が逮捕された当日にFBI捜査官に対して行った供述は、権利の告知(ミランダ警告)を受けていない状態でなされたものであるとして、証拠から除外するように求めました。国家安全保障局(NSA)に派遣社員として勤務していたウィナーは、2016年の米国大統領選挙へのロシアの介入に関する最高機密文書を『インターセプト』に漏えいした容疑を否認しています。諜報活動取締法で有罪となれば10年以下の禁固刑です。ゲスト2人を迎え、更に詳しい話を聞きます。シカゴから参加のジャーナリストでシャドウプルーフ・プレス編集長ケビン・ゴストラは、27日にオーガスタで開かれた法廷にいました。彼の最新記事は”In Reality Winner’s Case, Defense Seizes Upon FBI Testimony to Bolster Motion to Suppress Statements”(「リアリティ・ウィナー事件では、被告側がFBIの証言につけこみ証拠不採用の申し立てを強化」)です。ジョージア州オーガスタからは、リアリティ・ウィナーの母親ビリー・ウィナー=デイビスに話を聞きます。6月3日にリアリティ・ウィナーがFBI捜査官の尋問を受け、逮捕された彼女の自宅から参加です。

共有します