ルワンダ虐殺に取り組んだ人権活動家アリソン・デフォージ

2009/2/16(Mon)
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コンチネンタル航空3407便がニューヨーク州バッファロー付近で墜落した事故で、ルワンダ専門家として世界の第一線で活躍したアリソン・デフォージが亡くなりました。彼女は、ルワンダでのツチ人の虐殺開始から数週間後の1994年5月に、この虐殺をいち早く「ジェノサイド」と断言しました。1999年には、ルワンダ大虐殺の優れた報告書と評価されている著書Leave None to Tell the Story:Genocide in Rwanda(『誰ひとり生かすな:ルワンダ大虐殺』)を出版しました。長年活動を共にしてきたヒューマン・ライツ・ウォッチ代表のケネス・ロスに、彼女の思い出を語ってもらいました。

ロス氏はオバマ大統領については、ブッシュ政権の方針を引き継ぎ、ボーイング社の子会社がCIAの特例拘置引き渡しに協力したとする訴訟を、国家機密の秘匿特権を行使して阻止しているとロス氏は非難します。また、ヒューマン・ライツ・ウォッチによる危機の取り上げ方が偏っているという批判や、米国の政策に利用されるのではという危惧に対しては、とくに最近のイスラエル・パレスチナ問題での対応を中心に、応答しています。

ケネス・ロス(Kenneth Roth) ヒューマン・ライツ・ウォッチ会長

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字幕翻訳:玉川千絵子/校正:永井愛弓
全体監修:中野真紀子・高田絵里