6月末にカナダのトロントで開催されたG20サミットでは、600人を超える大量の逮捕者が出たことが報道されました。警察がプラスチック弾や催涙ガスなどを市民に向けて使ったのはトロントの歴史で初めてのことでした。トロントはた1万9000人を超える治安部隊を配備し、サミット会場となったトロントコンベンションセンターの周辺は約6キロにわたって防護柵が張り巡らされました。サミットの警備予算は約10億ドルと見られています。なるほど大量の逮捕者は巨額の警備投資につりあっているようです。サミット周辺で何がおこったのか、バンクーバー・メディアCOOPのフランクリン・ロペスがトロントの街頭からレポートします。(11分)