ハマスを支援? 米ムスリム慈善団体「ホーリランド財団」への迫害

2009/5/29(Fri)
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15分

かつて米国で最大のムスリム慈善団体だったホーリーランド財団の創設者5人に最長65年もの禁固刑が言い渡されました。罪状はパレスチナの組織ハマスを支援したというものでした。ここには、テロ支援を口実に人道援助までストップさせるガザ封鎖の構造がグロテスクなまでに現れています。

5人は武力闘争への支援はいっさい追及されてはおらず、ただ困窮したパレスチナ人を支援する慈善活動に資金を供与しただけです。しかし、現地で慈善活動を行なうザカード委員会がハマスの関係団体だと見なされ、結果的にテロ組織を支援したとして有罪になったのです。米政府の主張の根拠は、イスラエルの諜報機関から入手した情報と、FBIにが15年以上にわたって収集した悪名高い盗聴と文書記録の情報です。

65年の禁固刑を言い渡されたホーリーランド財団会長ガッサン・エラシの娘ヌーア・エラシと、元同財団CEOシュクリ・アブー・バカーの代理人弁護士ナンシー・ホランダーに話を聞きます。

*ナンシー・ホランダー(Nancy Hollander) ホーリーランド財団CEOシュクリ・アブー・バカーの弁護士

*ヌーア・エラシ(Noor Elashi) 有罪になったホーリーランド財団会長ガッサン・エラシの娘

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字幕翻訳:玉川千絵子 / 校正:桜井まり子
全体監修:中野真紀子・高田絵里