パキスタンの米軍と前代未聞の洪水被害

2009年8月に発生した大洪水によって、パキスタンは国土の5分の1が浸水、約2千万人が被災したと言われています。発生1カ月たっても水は引かず、被災者は寸断された道路やシェルターに取り残されたままでした。未曾有の災害となった洪水の救援活動から戻ったばかりのフェリヤ・アリ・ガハルさんに聞きました。パキスタン出身の俳優、映画監督、作家、人権運動家のガハルさんは、米国の無人機攻撃と洪水との間に具体的な関係があると言います。

ネバダの空軍基地で無人機攻撃に抗議

2009年4月、米国ネバダ州にあるクリーチ空軍基地に14人の反戦活動家が集まりました。同基地はパキスタンとアフガニスタンでの米空軍の無人機プログラムの本拠地の一つです。米軍がアフガニスタンやパキスタンで行なっている無人偵察機による爆撃は米国内の基地から操作されており、ロボット化される戦争の象徴と言ってもいいでしょう。

ロボット革命と21世紀の戦争

米国は2008年夏から、パキスタン領内のアルカイダ拠点とされる標的を「プレデター」と呼ばれる無人戦闘機を使って攻撃し、30回以上の攻撃で250人以上を死亡させています。米軍の戦闘における無人兵器の使用は、イラク開戦いらい急速に増加し、約5千機の無人機がイランやアフガニスタンだけでなく、ソマリアやメキシコ国境の警備にも使われ、地上戦用にもロボットが使われています。ロボット兵器は戦争のあり方をどう変えていくのでしょう? こども兵や傭兵企業についての著作に続き、ロボット革命と21世紀の戦争について新著を出したP・W・シンガーに聞きます。(22分)
Syndicate content